ノリはすげぇ! ヤクルトが青木の日米通算2500安打を白星で飾り交流戦初勝利

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2021年05月26日 22:02  ベースボールキング

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日米通算2500安打を達成したヤクルト・青木宣親
○ ヤクルト 4 − 3 日本ハム ●
<2回戦・神宮>

 ヤクルトが先行逃げ切りでカード2戦目を制し交流戦初勝利。青木宣親が日米通算2500安打を達成したゲームを白星で飾り、投げては田口麗斗が5回2失点の力投で本拠地初勝利(2勝3敗)を手にした。

 打線は1点を先制された直後の初回、先頭の塩見泰隆から2者連続安打で一二塁のチャンスをつくると、3番・山田哲人が左中間席へ飛び込む11号3ランを放り込み逆転。3回に1点を返されたものの、またしても直後の裏の攻撃で7番・サンタナが適時打を放ち突き放した。

 投げては今季5度目の本拠地登板となった田口が、5イニング(91球)を投げて5安打2四球2失点と粘りのゲームメイク。8回には4番手・近藤弘樹がわずか1球で緊急降板するアクシデントもあったが、石山泰稚、マクガフと繋いで逃げ切った。

 日米通算2500安打にリーチをかけていた青木宣親は「6番・左翼」で先発出場し、初回二死無走者で迎えた第1打席にカウント3−0から相手先発・加藤貴之のストレートを右前へ運んで本拠地ファンの前で節目の一本。日米通算ではイチロー、松井稼頭央、松井秀喜に次ぐ史上4人目の快挙達成となった。

 本拠地で初のお立ち台となった田口は「僕が評価して良いものではないと思うんですけど…、ノリはスゲェ」と球場の笑いを誘いつつ、「僕たちスワローズは強いです。必ずトップに立ちます」と力強く宣言して背番号23にバトンタッチ。

 青木は「一人では出来なかった数字。毎日毎日サポートしてくれる方がいたからこそ。自分の野球に対する熱意は誰にも負けないと思って毎日やってきたので、そこが2500本の達成につながったと思う」と周囲への感謝を述べつつ、プロ18年目・通算2142試合のキャリアを振り返る節目のコメント。最後は「交流戦を優勝したい。ファンの皆様の声援が必要ですので、これからもよろしくお願いします」とファンへ呼びかけた。


▼ 歴代最高安打記録(※日米通算含む)
4367安打 イチロー ※
3085安打 張本 勲
2901安打 野村克也
2786安打 王 貞治
2705安打 松井稼頭央 ※
2643安打 松井秀喜 ※
2566安打 門田博光
2543安打 衣笠祥雄
2543安打 福本 豊
2539安打 金本知憲
2501安打 青木宣親 ※

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