ロッテ・佐々木朗希がプロ初勝利! 猛虎打線を相手に聖地で5回4失点

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2021年05月27日 21:10  ベースボールキング

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ベースボールキング

阪神戦に先発したロッテ・佐々木朗希=甲子園
● 阪神 4 − 6 ロッテ ○
<3回戦・甲子園>

 ロッテの高卒2年目右腕・佐々木朗希投手(19)は27日、敵地で行われた阪神戦に先発し5回7安打4失点で降板。味方打線の奮起もあって、聖地で嬉しいプロ初勝利を手にした。

 佐々木朗は1点の援護をもらってマウンドへ上がった初回こそ三者凡退に抑えたものの、2回は連打で無死一・三塁のピンチを迎え、ドラフト1位ルーキーの6番・佐藤輝明にカウント2−1からの151キロを左前へ弾き返され失点。二死後には相手先発の9番・アルカンタラにも右前適時打を打たれ逆転を許した。

 続く3回は先頭の2番・中野拓夢にフルカウントから内角へ投げ込んだ152キロがボール判定を受けて膝に手を付きガックリ。直後の牽制を一塁手・レアードが後逸すると、女房役の佐藤都志也もパスボールするなど味方のミスが続き、5番・サンズに右前適時打を打たれて3点目を失った。

 4回は得点圏に走者を背負いながらも初回以来のゼロを刻んだが、2点差に追い上げた直後の5回は二死走者なしから4番・大山悠輔を四球で歩かせ、自身のワイルドピッチで再びピンチ到来。5番・サンズに右越え適時二塁打を許し4点目を失った。

 5回を投げきった時点で球数は94球。このままリードを許して降板するかと思われたが、6回表に5番・角中勝也が値千金の2点適時打で試合を振り出しに戻し、6番・藤岡裕大の一二塁間を破ろうかという打球が投内連携のミスを誘い逆転(記録は内野安打+一塁エラー)。8回には2番・マーティンが本塁打ランクトップを独走する16号ソロで貴重な追加点を叩き出した。

 佐々木朗が降板した6回からは佐々木千隼、ハーマン、唐川侑己が無失点リレーでつなぎ、2点差の9回は益田直也が締めてゲームセット。佐々木朗が5イニング(94球)を7安打4失点(自責3)、5三振3四球の内容でプロ初勝利(1勝0敗)を掴んだ。


◆ ヒーローインタビュー・一問一答

――初勝利、率直な気持ち
嬉しいです。(笑顔)

――甲子園のマウンド、どんな気持ちで?
初めての甲子園だったので、甲子園の雰囲気を感じながら一生懸命投げたいなと思いました。

――楽しむことは出来た?
楽しかったです。

――5回4失点という内容
内容はまだまだ反省点が多いですけど、次に修正できたらいいかなと思います。

――5回投げきれた
投げさせてもらったという形だったと思うんですけど、結果的に投げられてよかったかなと思います。

――6回に逆転し勝利投手の権利
びっくりしました。(笑顔)

――その瞬間は?
裏で見てました。

――ここまでの道のり
僕の中では凄く長かったんですけど、沢山の方々に支えてもらって、今日こうやって勝つことができて本当によかったです。

――今後、どんなピッチングを?
もっと内容も改善できると思うので、次良いピッチングができるようにがんばります。

――ウィニングボールは?
いま裏にあります。両親に渡したいと思います。

――ファンへ向けてメッセージ
次もっと良いピッチングができるようにがんばります。応援よろしくおねがいします。

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