世界的な人気を誇る絵本「はらぺこあおむし」の作者であるエリック・カールが死去した。91歳だった。5月23日にマサチューセッツ州ノーサンプトンで腎不全のため亡くなったことを遺族が発表した。
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お腹をすかせたあおむしが蝶になる姿を描いた同書は、1969年に出版されて以来、62か国語に翻訳され、世界で5500万部以上を売り上げている。
とても短い話ながらも長年子供の心を掴んでいるのは、「希望」の象徴だからではないかと、カールは2019年に話している。
「その希望に溢れた気持ちが、年齢を問わず読者を楽しませ、心に残る作品となっているんだろう」
ほかにも「くまさんくまさんなにみてるの?」など70冊以上を出版。その累計セールスは1億7000万部を超える。
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