ソフトバンクと巨人、両者の明暗を分けた“対応力”の差

1

2021年05月29日 08:01  ベースボールキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

ソフトバンク・柳田悠岐選手
◆ 笘篠氏から巨人打線へ「アバウトに振れる勇気を」

 ソフトバンクが4本塁打を含む一発攻勢で巨人の投手陣を攻略し、9−3で快勝。これで日本シリーズを含めた対巨人戦の連勝を「10」に伸ばした。

 28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で、この試合の解説を務めた笘篠賢治さんは、「両チームのバッティングの対応の仕方というのが出た」と述べ、両チームの違いについて言及。

 ソフトバンクに関しては相手投手のデータを利用しつつも、「基本的には来た球に対してしっかりと振りにいく積極性がある」と主張。「あまり細かいところを追求せずに、ある程度アバウトな部分を持ち合わせて、しっかりバットの届くところを振り切る。多少のアバウトさがしっかりとしたバッティングを呼んでいる」との見解を示した。

 一方の巨人については「研究して対策も練っていたと思います。ただ、狙いすぎて違ったボールが来たときにちょっと慌てたようなスイングになってしまっている」と指摘。「力のあるピッチャーが多いんですけど、アバウトさという部分も含めたバッティングをした方がいい。データとして必要な情報は持っていていいんですけど、アバウトにバッと振れるような勇気も必要になってくる」と続け、臨機応変に対応するソフトバンク打線との差を強調した。

 このまま負け続けるわけにはいかない巨人の反撃なるか、残り2試合での打線の奮起に期待がかかる。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

このニュースに関するつぶやき

  • まぁ、まさかの中日戦やったから。なんか巨人とは相性いいね。
    • イイネ!2
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ランキングスポーツ

前日のランキングへ

ニュース設定