【女優 五味未知子×写真家 宇佐美亮、写真展「END ROLL」開催の画像・動画をすべて見る】
期間は6月4日(金)から14日(月)まで。会場は原宿・富士フイルム直営写真店「WONDER PHOTO SHOP」の2F。
写真家・宇佐美亮さんがフリーランスとして歩んだ3年間の活動の集大成となる展示になっている。
会場では同名の写真集を販売するほか、6月5日(土)には東京・新宿ロフトプラスワンでトークイベントを開催する。
【写真】五味未知子×宇佐美亮「END ROLL」展示写真
ジャンル問わず活躍する五味未知子
女優・五味未知子さんは、大学休学中に「ミスiD2018」を受賞して華やかなデビューを飾る。
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代表作に、NHKの番組「天才てれびくんhello,」、映画『男の優しさは全部下心なんですって』などがある。
また、「来世最いのる」名義でアイドルグループ・きっと誰かの秘密兵器としても活動している。
宇佐美亮の人物写真への想い
写真家・宇佐美亮さんは、大学卒業後、プログラマーとして3年間勤務。職業を一転、カメラマンとしての道を歩みはじめ、スタジオなどで経験を積む。2018年11月にフリーランスのカメラマンとしての活動を開始。
ライフワークとして、モデルや女優だけではなく、一般の女の子など女性を中心に10年以上ポートレートを撮り続けている。モットーは「綺麗を写すよりも、記憶に残る」。
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加えて、五味さんの内面に潜む意思や悲しみに魅力を感じていると語り、写真展ではそんな宇佐美さんの視点で撮影された五味さん写真が披露されるようだ。
【写真展 END ROLLの想い】
僕が五味未知子を撮る理由
僕が人物写真を撮っているのは、その人の単なる可愛さや美しさだけではなく、奥底にあるその人自身を確かめたいと思っているからです。
単なる表層的なキレイ・カワイイ写真に僕は惹かれません。その人の本質、溢れ出る”何か”に触れていないと思うからです。
僕は五味未知子を見ていると何にも染まっていない、そして其処から何にでも染まって常に変化していく水のような透明感と、同時にそこはかとない悲しみと死を感じます。深い森の中か、海の底なのか其処には何もなくて、辺りは静まりかえっています。
また、同時に其の中に五味未知子自身のなにか堅くて強い意志を感じます。
彼女はあらゆる世界の傷とか痛みを一人で背負いこんでしまっているようにも見えます。
僕は五味未知子のその"悲しみ"と"意志"に美しさを感じ強く惹かれます。
「私は今こうして此処に立って正々堂々と生きている。ではあなたはどう?」
僕は彼女を撮りながら其処に"僕自身の生きる理由"を常に問い質されている気がしてなりません。宇佐美亮
宇佐美さんがKAI-YOU.netで撮影してきた写真もあわせてチェックを。
【写真】五味未知子×宇佐美亮「END ROLL」展示写真