クロップ監督率いるリヴァプールは今シーズン、負傷者の続出により苦しい戦いを強いられ、一時は8位にまで転落。それでも、5月に行われた5試合では5連勝を達成し、最終的に3位で来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。
クロップ監督がプレミアリーグの月間最優秀監督賞を受賞するのは9回目となり、マンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督と同数に並んだ。リーグの歴史のなかでより両名よりも多くの受賞回数を誇るのは、アレックス・ファーガソン氏（元マンチェスター・U、27回）、アーセン・ヴェンゲル氏（元アーセナル、15回）、デイヴィッド・モイーズ氏（現ウェストハム、10回）の3人しかいない。
なお、クロップ監督のほかには、モイーズ氏、ミケル・アルテタ氏（アーセナル）、マルセロ・ビエルサ氏（リーズ）が月間最優秀監督候補にノミネートされていた。
2020−21シーズンのプレミアリーグ各月間最優秀監督は以下の通り。※クラブは受賞当時
20年9月 カルロ・アンチェロッティ（エヴァートン）
20年10月 ヌーノ・エスピリト・サント（ウルヴァーハンプトン）
20年11月 ジョゼ・モウリーニョ（トッテナム）
20年12月 ディーン・スミス（アストン・ヴィラ）
21年1月 ジョゼップ・グアルディオラ（マンチェスター・C）
21年2月 ジョゼップ・グアルディオラ
21年3月 トーマス・トゥヘル（チェルシー）
21年4月 スティーヴ・ブルース（ニューカッスル）
21年5月 ユルゲン・クロップ（リヴァプール）
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