ロッテ、5月は6回終了時にリードしていれば8勝0敗2分 マーティンと安田が揃って打点の不敗神話も継続

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2021年05月30日 19:04  ベースボールキング

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ロッテナイン(C)Kyodo News
◆ マーティンと安田が揃って打点をあげると負けない

 ロッテ、安田尚憲とマーティンが揃って打点を挙げた試合は今季1度も負けていないが、30日の広島戦もチームは7−1で勝利。これで今季2人揃って打点を挙げた試合は8連勝、20年8月8日のオリックス戦から続く連勝記録は17に伸びた。

 4月29日の西武戦でマーティンが1本塁打1打点、安田が1打点を挙げたのを最後に5月は29日の広島戦まで、揃って打点を挙げる試合がなかった。2番を打つマーティンは5月16日の西武戦で1試合2本塁打を含む3打点、25日の阪神戦では2−3の8回に逆転2ランを放つ活躍ぶり。

 一方の安田は4月に月間28打点を挙げ、4番打者として得点圏で勝負強い打撃を披露したが、5月は試合前まで月間の打点数は4。開幕から4番で出場していたが、27日の阪神戦で初めてスタメンを外れ同日から3試合ベンチスタートだった。

 安田は30日の広島戦に『7番・指名打者』で4試合ぶりに先発出場すると、0−0の2回二死二塁で迎えた第1打席、先発・ネバラスカスが投じた変化球をきっちりと捉え、右中間を破る先制の適時二塁打を放った。さらにマーティンも5−1の6回にセンターへ犠飛を放ち、打点をマークした。


◆ 6回にリードしていれば負けない!

 マーティンの犠飛のあと、続く中村奨吾の2点適時二塁打が飛び出し、7−1とリードを広げて試合は終盤の7回を迎える。

 ロッテは6回終了時点でリードしていた試合は、4月23日のソフトバンク戦に2−3で敗れた試合を最後に、4月24日のソフトバンク戦から引き分けを挟んで10連勝中。5月は6回終了時点でリードしていれば、1度も負けていない。

 7−1の7回から先発・小島和哉の後を受けてマウンドにあがった小野郁がリズムよく8球で三者凡退に抑えると、8回は大嶺祐太が走者を出しながらも、この日最速の151キロを計測するなど威力のあるストレートで無失点。

 7−1の9回は高卒2年目の横山陸人が先頭の4番・西川龍馬をストレートで3球三振に仕留めると、続く中村奨成に内野安打を打たれたが、林晃汰を148キロのストレートで空振り三振、最後は代打・坂倉将吾を中飛に打ち取り試合を締めた。

 この勝利により5月は、6回終了時点でリードしていた試合は8勝0敗2分。勝ち試合の7回を投げるハーマンが5月12日のソフトバンク戦で5失点を喫したものの、8回の唐川侑己が5月は10試合・10回を投げて7ホールド、防御率2.70、守護神・益田直也が10試合・10回を投げて8セーブ、防御率0.90と安定した投球を見せた。

 3、4月までは6回終了時点でリードしていた試合で逆転され敗れた試合は3度あったが、5月は逆転を許したあと土壇場で打線が同点に追いついたり、勝ちパターンが失点しても、同点までで踏みとどまり引き分けたり、再び勝ち越して勝利したという試合もあった。

 マーティンと安田が揃って打点を挙げた試合は昨年から17連勝、6回終了時点でリードしている試合は4月24日のソフトバンク戦から引き分けを挟み11連勝中。この“不敗神話”がどこまで続くか注目だ。

文=岩下雄太

このニュースに関するつぶやき

  • 選手個々がきちんと自分の仕事してれば勝つんだよ。担当記者として幼稚だな岩下君。ジンクスや持ち上げ記事より、最新チーム事情や疑問点を書けよ。
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