広島・栗林の活躍を予想していた井端氏の眼力

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2021年06月01日 08:13  ベースボールキング

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広島・栗林良吏
広島のドラフト1位ルーキー・栗林良吏は、開幕から抜群の安定感を誇る。

 開幕から抑えに抜擢された栗林は、開幕2戦目となった3月27日の中日戦でプロ初登板を果たし、1回を三者凡退に抑えプロ初セーブをマーク。ここから栗林の伝説は始まった。

 初登板以降もスコアボードに“0”を並べていき、5月3日の巨人戦でデビュー登板から続く連続無失点記録を「13」に伸ばし、2019年に甲斐野央(ソフトバンク)がマークしたドラフト制導入後の新人記録に並んだ。翌4日の巨人戦で1回を無失点に抑え、新人のNPB新記録を更新。栗林はここまで19試合に登板して、10セーブ、防御率0.00の成績を残している。

 この栗林の活躍を予想していた解説者がいる。ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務める井端弘和氏だ。井端氏が解説を務めた昨年11月10日に放送された『ニッポン放送制作のヤクルト−広島戦』で、栗林について「これはいいピッチャーですよ。(テレビの企画で)打席に立って見ましたけど、マエケン、大瀬良クラスだったですよね。変化球もコントロールもいいので、ストライクを取るのに苦労する投手ではないと感じますし、まっすぐも150超えるのでまっすぐでも勝負ができる」と太鼓判を押した。

 さらに井端氏は「森下投手のように1年間そのボールを投げ続けられるかですよ。僕が行ったときには大会前で、調整してという感じだったので良いボールを投げていました。これが1年間変わらないボールを投げ続けることができたら、新人王を獲ると思いますね」と絶賛し、「先発だけでなく、中継ぎもいけると思います。もしかしたらいきなり抑えというのも、どこでもいけるピッチャーかなと思いますね」と予想していた。

 開幕から抑えとして広島に欠かせない存在となった栗林。シーズンが終わったときに井端氏が予想したように新人王を獲得できるか注目だ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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