メルカリで“投げ売り”したら即売! 値下げ交渉コメントを“スルー”して結果オーライ!? フリマアプリヘビーユーザーが明かす“必勝法”

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2021年06月03日 00:02  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

(C)千葉N子

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 フリマアプリ――。それは奥が深〜いツール。「自分で値段を決めて売る」という非常にシンプルな構造でありながら、そこには販売者と購入者のさまざまな思惑が絡み合うのである。今回は、私の最近のフリマアプリでの戦いをご紹介しましょう……!

値下げ交渉をするも、金額にビビり……

 先日、すったもんだの末に返品するに至った、ドラマ『私の家政婦ナギサさん』(TBS系)で女優・多部未華子が着用していた「TASAKI」のイヤーカフ。

 フリマアプリにも出品されていたので、何度か出品者さんに交渉してみました。TASAKIのイヤーカフの定価は約30万円なのですが、その出品者さんは、28万8,000円で売っていたので、なんとか26万円まで値段を下げてもらえないかとコメントしたのです。とはいえ、2万8,000円もの値下げ要求が通る気はしませんでしたし、そもそも26万円でもかなりの大金。私はコメントしてから、ビビってしまい、「本当にこれでいいのだろうか……」と迷うことに。出品者さんからは一向に連絡が来る様子もなく、しびれを切らした私は「やっぱり、もう少し考えます。すみません!!」といった内容のコメントをしたのでした。

 すると、数時間後に出品者さんから返事が……! それは、「また機会がありましたら宜しくお願いします」というもの。その後も私の値下げ交渉コメントは、何日たっても掲載されたままなので、「もしかして……」と思いましたね。普通、自分にとって不都合な値下げ交渉コメントは、消してしまうと思うんですよ。それを残しておくという事は……もしかして、26万円で売ってもいいと思ったってこと……???

 そんなわけで、モヤモヤしながら、そっとアプリを閉じました。もしも、もしもですよ。コメントしてすぐに「26万円までは難しいですが、ご検討ください」と言われたら買っていたかも……と思いますし、フリマアプリにおいて、出品者側も購入者側もスピード感は重要だなあと思いました。あとは、諦めコメントを出したくせに何言ってんだって話ですが、超個人的な意見として、ほかの購入希望者のために「●●万円までなら可能です」とか「お値下げはできません」などの価格に関するコメントをもらえたらうれしかったなあ……。

 メルカリで3,500円で購入したものの、肌触りがあまり良くなく、まったく使わなかった「トムフォード」のメイクブラシ。欲しい人もいないだろうなあ……と思い、投げ売り価格の1,500円で出品することに。「値下げ希望のコメントが来たら、言い値で売ろう」とも思っていたら、速攻ソールドアウト!! 驚いていると、「締め色がきれいに入って、カウンターでとても感動したブラシでしたので、購入させていただけてとてもうれしいです」とコメントが……!! ぬあんだってええええ!? 自分では要らないものだと思っていても、ほかの人からすればすごく欲しいものである可能性もあるので、特にブランドものなどは、初めから投げ売り価格で出品する必要はないのかもしれません。

コメント“スルー”で結果オーライ!?

 1万9,800円で売っていた、「MADISONBLUE(マディソンブルー)」の白シャツ。「いいね」もたくさんついていたので、「人気があるんだなあ〜」と思っていました(私もフリマアプリで2万5,000円ほどで購入し、一度着て保管していました)。

 ある日、昼間から動画を見てごろごろしているうちに眠くなって爆睡……。起きてアプリを確認すると、件のシャツが売れていました。「結構高めの値段設定だったのに、値下げ交渉がないなんて珍しい……」と思いながらコメント欄を確認してみると「1万5,000円で売って欲しい」とのコメントが。しかし、購入したのは別の人。どうやら、質問者さんが値段交渉したコメントを見て、「それなら私が買うわ!」とほかの方がそのままの値段で買ってくれたようなのです。

 もし、昼寝をしていなかったら、きっと質問者さんの言い値で取引していたと思うので、昼寝していてラッキーだと思いました。人気の商品は、すぐに値下げせず、他の人の動向をチェックしてからコメントするのもアリかもしれないですね。とはいえ、それを狙ってできるかと言われると難しいのですが……。

 2万円以上出して購入した、お気に入りのシルバーリング。迷いながらも7,500円くらいで売っていたのですが、ある日「5,000円で売ってくれませんか?」という質問が来ました。そのときの私としては「こんなに値下げしているのにまだ値下げ……!? もう底値だわよ!!」という感じで、「底値なので500円引きくらいでどうでしょうか?」とコメントしたのです。しかし、「考えます」とのこと。その後、結局5,000円まで値下げしましたが、買ってはもらえませんでした。

 コメントが来たらすぐに返事をするのが最善だとは思うのですが、コメントが遅れたために、元値で購入してもらえることもあり、“フリマアプリ必勝法”を掴むのは難しいっす……! でも、ひとつ言えるのは、フリマアプリは楽しいということ。今日もベッドの中でこっそりフリマアプリをチェックしている千葉N子なのでした。

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