ビー・エム・ダブリューは6月18日、「新型BMW S 1000 R(エス・セン・アール)」を販売開始する。
同車は、同社が誇るスーパー・スポーツ・モデル「BMW S 1000 RR」のエンジンやシャシーを受け継いだロードスター・モデル。刺激的なロードスターのスタイリングと、スーパー・スポーツ・バイクの運動性能を融合したモデルとなっている。
「BMW S 1000 RR」をベースにしながら、必要最小限の装備のみを採用することで、ダイナミックで俊敏なレスポンスを実現。新開発された並列4気筒エンジンは5kg軽量化され、ギア比を最適化することで、幅広い回転域でより快適な乗り心地を実現すると共に、最高出力121kW(165ps)/11,000rpm、最大トルク114Nm/9,250rpmを発揮する。
「BMW S 1000 RR」をベースにフレックス・フレーム、吊り下げ式スイングアームを採用した新開発の軽量サスペンションを装備。機能面では、バンクさせたままブレーキをかける際の安全性を向上させるABS Pro、トラクション・コントロールやウィリー制御機能が装備されたダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)など、極めて多様な制御機能を備えている。そして様々な走行条件に適応させるため、3つの走行モード「Rain」「Road」「Dynamic」が備わっている。