浅草に「江戸デザイン」のユニクロ浅草が誕生! 地域協業で地元の魅力を発信

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2021年06月04日 13:21  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
6月4日、東京・浅草に「Our Neighborhood!」をコンセプトに掲げたユニクロ浅草がオープン! ユニクロなんてどこにでもあるじゃん、と侮るなかれ。台東区・浅草との密な協業で作り上げられた地域密着店舗は、まるで店舗が観光地のよう。

オープン期間中のお得情報や、ユニクロ浅草だけで楽しめる商品などを紹介していく。

○浅草ならではのデザインを楽しむ江戸文字や巨大提灯

お店の外に中にも溢れる江戸文字。そして1階には職人さんが特別に作ったという1.8メートル四方の巨大提灯。

試着室には、壁に直接描いたという浅草をイメージしたイラストが登場。1階は昭和、2階は令和をイメージし、長く愛される続ける浅草という街を表現している。イラストを手掛けたのは浅草を拠点に活動する絵師・ESOW氏。

そして試着室の通路には浅草の街の写真がずらり。1階に白黒、2階はカラー写真となっており、街の変化も楽しめる仕様だ。

ちなみに写真の額縁は御徒町にあるWOODWORKという家具ブランドのもの。細かいところにも地域との協業が垣間見える。
○地域協業エリアで浅草を新発見

ユニクロ浅草の一番の魅力といっても過言ではない、地域協業エリア。ここでは台東区のモノ作りのお店やアーティストとのコラボレーションを楽しむことができる。

例えば、ユニクロの服に使用されるものと同じ素材でできた「goyemon(ごゑもん)」の雲駄は「雪駄×スニーカー」という心躍るデザインの商品。展示してある商品の購入はできないが、QRコードからお店の情報を得ることもでき、気になったお店にそのまま遊びに行けるのも地域協業ならではの仕組み。

また、ペーパークラフトを手掛ける「ボブクラフト」の3Dの作品はキッズ服エリアにて楽しむことができる。

そして、キッズ服エリアのキッズコーナーの窓には招き猫モチーフの大きなアート。手掛けたのは相撲・和風のイラストを描くイラストレーター・はしのちづこ氏だ。招き猫発祥の地と言われる浅草の街らしく、見るだけで縁起の良い1日になるようなダイナミックな風景が広がる。

オリジナルデザインでTシャツを作る「UT me!」のコーナーもあり、goyemonはじめ、浅草店限定のデザインTシャツを作ることも可能。観光客、地元客問わず、ついついお土産やプレゼントとして買いたくなる人も多そうだ。

ユニクロ浅草の1階は「まるごとにっぽん浅草店」とつながっており、こちらも「UT me!」で限定デザインを楽しめる。酒呑みにはたまらない日本酒デザインがそろっており、Tシャツを纏いホッピー通りではしご酒を楽しむのも粋ではないだろうか。

2階の一角にはエリアマップが施された柱があり、近隣のエリアを紹介してくれる。地域協業エリアにあるお店はもちろん、浅草を代表する洋食店「よしかみ」なども描かれている。

1階にはサステナビリティへの取り組みを紹介するエリアもあり、ここにはグリーンのドラえもんと記念撮影ができる。

持続可能性の代名詞ともいえる人力車もお目見え。電気もガスも使わず、長い歴史を誇る人力車はある意味究極のサステナブルといえるかもしれない。

ちなみに人力車の車夫が「ユニクロ 浅草」とロゴの入った法被を着用しているので、浅草に行く際はそちらもチェックしてみてほしい。

○オープン記念のノベルティや限定発売の豆皿をゲットしよう

オープン記念として発売される「浅草 常盤堂」とのコラボレーション商品も要チェック。「浅草 常盤堂」は、選び抜かれた原材料と洗練された技術で、伝統の味を守り続けるという江戸銘菓の老舗。雷門がデザインされた豆皿は数量限定発売だ。

オープンの6月4日から6日までの3日間、5,000円以上商品を購入した人にはオリジナル湯呑のプレゼントが。湯呑みは岐阜県の美濃焼、千社札のデザインを中心に、ユニクロを代表するアイテムの名称が印字されている。こちらは先着3,000名なのでお早めに。

この他にもオリジナルステッカーやオリジナルショッパーも展開。ステッカーは来店するだけでもらえるので、近くを通りがかったら足を運んでみてほしい。

○生活の隣に、街と一緒に

ユニクロ浅草には「UNIQLO FLOWER」も登場。都内では銀座店などにも展開されている生花売り場だ。あらゆる人の生活をより豊かにするための服づくりを目指すユニクロのLifeWearのコンセプト同様、暮らしを彩る季節の生花が用意される。

2階にはブックコーナーもあり、浅草やユニクロの関連する書籍が置かれている。服、花、本、そして地域との協業。生活に密着したあたたかい店舗となっている。

ユニクロ浅草へのアクセスは、都営地下鉄線や東京メトロ銀座線の浅草駅から約8分。つくばエクスプレス浅草駅からは徒歩1分の好立地。仲見世通りや浅草寺へ寄り道もできる。

店舗の近くには浅草演芸ホールや浅草ロック座があり、「浅草六区ブロードウェイ」の商店街に面している立地だからこそできるショーウィンドウは、他のユニクロではお目にかかれない規模となっている。

ディスプレイも浅草ならではのデザインで、店舗ごと街になじむ姿が印象的だ。約600坪で広々とした店内では、1階でウィメンズ、2階でメンズやキッズ、ベビー商品を取り扱う。また、6/18に発売される「Uniqlo and Mame Kurogouchi」の取扱店舗にもなっている。

ただ服を買うだけでなく、街を楽しみ、生活を豊かにする仕掛けが盛りだくさんのユニクロ浅草店。まるで店舗そのものが観光地「浅草」であるかのようなワクワクを、ぜひ体験してみてほしい。

●information
店舗名:ユニクロ浅草
住所:東京都台東区浅草2-6-7 東京楽天地浅草ビル1階・2階
取扱商品:メンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビー

阿部仁美 アベサトミ 1989年生まれ。求人広告の制作、IT企業の広報を経て、2018年よりフリーライター/エディター。ライティング、編集、SNS運用などWebメディアを中心に活動。オルタナティブなエンタメカルチャーが好きで万年チケット貧乏です。 この著者の記事一覧はこちら(阿部仁美)
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