“きぬた”の美術館に赤ちゃんタヌキ 警備員との攻防あいらしく繰り広げ、森へ帰る

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2021年06月04日 14:58  BIGLOBEニュース

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画像提供:世田谷美術館

東京・砧(きぬた)公園の中にある世田谷美術館にタヌキの赤ちゃんが姿を現し、通用口から入ろうと警備員と攻防を繰り広げる一幕があった。美術館は取材に対し、逃げないどころかまとわりつくような愛らしさだったと振り返り、「無事にお母さんと会えているといいですね」と話している。


美術館に入ろうとしていたのは、つぶらな瞳が愛らしい小さなタヌキの赤ちゃん。仕事を終えた職員が通用口から出てくるたびに侵入を試みていた。警備員の足元にまとわりつくようにして隙を伺う赤ちゃんタヌキ。警備員は、扉を小さく開けて職員を通すと、素早く閉めて侵入を阻止する。この攻防を繰り返すこと約15分。赤ちゃんタヌキは諦めたのか、通用口の階段を降り近くの植え込みに姿を消した。


タヌキの訪問について美術館に確認したところ、砧公園にタヌキがいるかもしれないが、職員が「目にしたのは今回が初めて」とのこと。その後の行先については、暗くなってきていたため不明だが、砧公園内の森に帰っていったと考えているとしている。


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