ヤクルト・青木が値千金の逆転打 “天敵”西武にカード勝ち越し

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2021年06月06日 16:24  ベースボールキング

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ベースボールキング

ヤクルト・青木宣親
○ ヤクルト 9 − 6 西武 ●
<3回戦・神宮>

 ヤクルトは逆転勝ちで3カードぶりの勝ち越し。西武との交流戦は昨季まで通算22勝36敗1分で最も相性が悪かったが、2018年以来通算4度目の勝ち越しとなった。

 ヤクルトは先発の高梨裕稔が3回持たず2回途中5安打4四死球3失点で降板。4回終了時点で5−3とリードを奪っていたが、5回に3番手・坂本光士郎が愛斗に2ラン、6回に4番手・梅野雄吾が岸潤一郎にソロを浴びて逆転を許してしまう。

 それでも1点ビハインドの8回、西武の6番手・宮川哲に対して走者一塁から1番・塩見泰隆が右前安打でつなぎチャンスメークすると、2番・青木宣親が右中間を破る2点適時打を放ち逆転。さらに一死二・三塁とチャンスをつくり、代打・川端慎吾も2点適時二塁打を放ち突き放した。

 9回は前日に3本塁打を浴びて救援失敗していた守護神・マクガフが西武の上位打線を三者凡退に抑えてゲームセット。8回を無失点に抑えた今野龍太が3勝目(0敗4ホールド)、マクガフが7セーブ目(2勝1敗14ホールド)を手にした。

 お立ち台に上がったのは、決勝打を含む5打数3安打3打点の活躍を見せた青木。「積極的にいったところが良い方向にいってくれた」と逆転打を振り返り、「昨日の負けを引きずりたくなかった。今日勝てたのは本当に大きい。今日はそういう気持ちでやってました」と、前日の悪夢を払拭する1勝に安堵した。

 今季は新型コロナウイルス陽性者の濃厚接触者に特定され、なかなか打撃の状態が上がらなかったものの、この3連戦は3戦連続マルチ安打の11打数7安打。「一時期に比べたら良い状態で打席に入れていると思います」と右肩上がりの打撃に頷いた。

 これで交流戦は4カード12戦を終えて6勝6敗の勝率5割。最後は「とにかく一戦一戦なので。ひとつひとつ勝って、その先に優勝なんてあったら一番良いんですけど、とにかく一つづつやっていきたいと思います」と、一戦必勝を誓った。

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