サーティワン アイスクリーム13年連続1位のフレーバーとは? その人気の秘密に迫る!

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2021年06月12日 16:30  まいどなニュース

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写真期間限定商品だったものの、あまりの人気でレギュラーフレーバーになったそうです
期間限定商品だったものの、あまりの人気でレギュラーフレーバーになったそうです

 今年4月、サーティワン アイスクリームが実施した「フレーバー総選挙」。日本上陸から47年で、1300種類以上ものフレーバーを届けてきたサーティワン アイスクリームですが、このうち新旧100種類をエントリー。定番のフレーバーや懐かしいフレーバーなどから、「一番好きなもの」を一般顧客が投票するというもの。なんと老若男女50万票もの票数を超えたそうですが、ダントツ人気だったのがポッピングシャワーというフレーバーです。

【写真】人気の秘密は、口の中でパチパチはじけるキャンディです

 その票数なんと55043票! 世代別集計では1位でなかったところもあったそうですが、都道府県別ではダントツ1位。実際、ポッピングシャワーは売り上げナンバーワンフレーバーではあるそうですが、ここまでの結果はサーティワン アイスクリームでも想像されていなかったそうです。

 しかし、この大人気のポッピングシャワー、味はイメージできたとしても、その成り立ちや人気を得た経緯については知られていないことも多そうです。

 そこで今回はサーティワン アイスクリーム マーケティング本部・御園生久美さんに話を聞き、ポッピングシャワーの秘密に迫りたいと思います!

当初はミレニアムを記念した限定フレーバーだった!

――まず、ポッピングシャワーが売り出された時期をお聞かせください。

御園生 今から21年前の2000年1月1日のことで、当時は「ミレニアム」というフレーバー名で発売しました。1999年から2000年に変わる時期って、世界中で大騒ぎになりましたよね。「西暦が変わることで、コンピュータが誤作動するんじゃないか」といったいわゆる「2000年問題」もありましたが、お祝いムードが強く、新しい時代を迎えることを喜ぶ声が多かったように思います。

 そんななか、アメリカ本国のバスキン・ロビンス(サーティワン アイスクリーム)では1999年12月に、後の日本で言うポッピングシャワーを「POP GO TO THE CENTURY」というフレーバー名で売り出しました。これを1カ月遅れで日本のサーティワン アイスクリームでも販売することにしたんですが、日本人にはこのフレーバー名はなんだか言いにくいし、わかりにくいと。そこで、わかりやすく当時盛んに使われていた「ミレニアム」という言葉をフレーバー名にして販売することにしました。

 このアイスクリームにはポップロックキャンディが入っており、パチパチと口の中で弾ける感じが「お祝いの花火のようだ」という意見もあり、あくまでもミレニアムのお祝いにかけて2000年1月1日から3カ月限定で販売する予定でした。

 ところが、実際に販売をスタートしたところ、3カ月分の在庫がたった2週間で売り切れてしまいました。CMを打ったわけでもないし、当時はSNSが一般的ではない時代です。つまり口コミだけで相当な広がりを見せたフレーバーだったというわけです。

 お客さまからのお問い合わせも殺到しました。すぐに在庫を補充したいと思ったのですが、問題はパチパチ弾けるポップロックキャンディです。これは日本国内で急に作れるものではないため、アメリカから輸入しないといけないものでした。それで急きょアメリカから慌てて輸入して、それでなんとか製造を間に合わせました。

 しかし、この時点では、前述の通り3カ月限定での販売を考えていました。それでいったん3月で販売終了とさせていただいたのですが、今度はまたお問い合わせが殺到し「あのフレーバーを食べたい」「どこにあるんだ」といった声をいただき、以降、「ポッピングシャワー」というフレーバー名に変え、年間を通してのスタンダードフレーバーとして販売させていただくようになりました。

ポッピングシャワーが日本で手厚い支持を受ける理由はアレ!

――しかし、この時点ではまだ売り上げナンバーワンではなかったんですよね。

御園生 はい。この頃の1位はバニラでした。しかし、ポッピングシャワーの味がさらに広まるにつれて、2008年からは13年間不動の1位であり続けています。

――その理由はなんだとお考えですか?

御園生 それほど強くないミント風味とチョコ風味のアイスクリームもさることながら、やはりポップロックキャンディにあると思います。コンビニさんでもおいしいアイスクリームはたくさんありますが、実はパチパチする食感が楽しめるものはサーティワン アイスクリームでしか味わえないものなんです。

 ただ、ポッピングシャワーは、日本以外のサーティワン アイスクリームでも販売されていますが、日本のように13年間連続1位になる例はありませんでした。「どうして日本で、このフレーバーがそんなに支持されるのだ」とアメリカのスタッフも驚いているのですが、私たちが考えるに、日本には口の中でパチパチするお菓子が普通に売られていますよね。あの食感が日本人の頭の中に残っていて、あの楽しさが蘇るからなのではないかと思っています。

――お子さんだけでなく、大人もパチパチしたい(笑)。

御園生 そうだと思います。「フレーバー総選挙」ではご年配の方もだいぶ支持してくださっていましたし。お子さんからご年配の方まで、本当に幅広い層の方にお楽しみいただけているフレーバーだと思います。

ポッピングシャワーを超える人気フレーバーが登場したら大事件!?

――それだけの人気となると、例えばポップロックキャンディを使った派生フレーバーもありそうですが。

御園生 はい。6月まではHey!Say!JUMPの山田涼介さんとのコラボでポッピンドリームというポップロックキャンディを使ったフレーバーを展開しています。また、7月からは地球をイメージした色合いのソーダとキウイフルーツヘルべに5色のポップロックキャンディが入ったサーティワンワールドレコードを展開します。さらに、レモンとパイン、オレンジとマンゴのソルベとポップロックキャンディを合わせたキャンディボックスというフレーバーも展開しています。

――今後、これだけの支持があり、他フレーバーにも派生させたポッピングシャワーを抜くフレーバーは出てくると思いますか?

御園生 弊社では常時フレーバー開発を行っており、全社員ともポッピングシャワーを抜くものに力を注いでいます。しかし、本当にポッピングシャワーを抜くフレーバーが登場したら、本当に大事件です(笑)。「13年間連続1位」というポッピングシャワーのようなフレーバーは過去に例がなく、これを超えるとなると、おそらくサーティワン アイスクリームの歴史を変えることになりますからね。

 圧倒的な支持を得るサーティワン アイスクリームのポッピングシャワー。その秘密は他にはないポップロックキャンディの食感の楽しさだけでなく、サーティワン アイスクリームならではの「遊び心の象徴」としての支持もあるように思いました。少しずつ暑くなってきた今、改めて口にされてみてはいかがでしょうか。

(まいどなニュース特約・松田 義人)

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このニュースに関するつぶやき

  • 31でしか食べれ無い味ってのが全てだと思う。 せっかく31に来たんだからって頼みたくなるもの。「31ならとりあえずコレ」って。
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  • 好きすぎてポッピングシャワーのトリプルを食べた事がある。頼むときは恥ずかしかったけど、食べてる時は幸せだった
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