EURO2020・グループB第1節が12日に行われ、ベルギー代表とロシア代表が対戦した。
前回大会ベスト8のベルギーと、5大会連続出場のロシアによる対決。試合は優勝候補のベルギーが先手を取った。10分、ドリース・メルテンスが右サイドからクロスを入れると、相手DFのミスのこぼれ球をロメル・ルカクが蹴り込んで先制点を決めた。
ベルギーは幸先よく先制したものの、相手選手と衝突したティモシー・カスターニュが27分に負傷交代。代わりにトーマス・ムニエがピッチに送り出された。すると、34分にトルガン・アザールが左サイドからゴールへ向かうクロスを入れると、GKに弾かれたボールをムニエが押し込んで追加点を決めた。
後半は一転して膠着状態が続き、ベルギーは72分にメルテンスを下げてエデン・アザールを投入してゴールを狙う。77分にはヤン・フェルトンゲンとヤニック・フェレイラ・カラスコに代えて、トーマス・フェルマーレンとデニス・プラートを送り出す。
べルギーは88分、ムニエが自陣から持ち上がって前線へスルーパスを送ると、エリア右へ抜け出したルカクが冷静に右足シュートを沈めてダメ押しゴールを挙げた。試合はこのまま終了し、ベルギーが快勝で白星スタートを飾った。
次節、ベルギーは17日にデンマーク代表と、ロシアは16日にフィンランド代表と対戦する。
【スコア】
ベルギー代表 3−0 ロシア代表
【得点者】
1−0 10分 ロメル・ルカク(ベルギー)
2−0 34分 トーマス・ムニエ(ベルギー)
3−0 88分 ロメル・ルカク(ベルギー)