顔や身体が汚れて目の輝きを失った子犬 センターから引き出され、新しい家ですっかり元気に

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2021年06月15日 14:20  まいどなニュース

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写真ふわふわのパピーコートが愛くるしい
ふわふわのパピーコートが愛くるしい

生気のない子犬

彩夢(あむ)ちゃん(1歳・メス)は2020年7月2日茨城県動物指導センターから、アグリドッグレスキューが引き出した。詳しい状況はあまり分からないが、保護当時の写真を見ると、顔や身体が汚れていて、生きることを諦めきったような眼をしていたそうだ。推定月齢は1.5〜2カ月、体重2.4圈J欷遒気譴浸、親や兄弟犬はいなかった。

【写真】まだちょっと目に輝きがなかった頃

彩夢ちゃんは預かりボランティアの家に行ったが、最初クレートから出てこられなかった。しかし、先住犬と一緒に暮らすうちに、犬や人との関わり方を覚え、少しずつ子犬らしさを取り戻していったという。

運命の犬と出会う

埼玉県に住む中島さんは、幼い頃から犬と飼いたいと思っていた。大学受験が終わり、責任を持って犬の世話ができるようになったので、本当に犬を飼うことになった。多頭飼育崩壊や悪質なブリーダーによる生体販売があることを学び、保護団体などについても調べた。「犬を迎える時は保護犬から」というブログも読み、ペットショップから命を買うのではなく、保護犬を迎えたいと思ったという。

中島さんは、譲渡サイトなどを見て犬を探したが、アグリドッグレスキューが彩夢ちゃんをセンターから引き出した日のブログを見て、あまりに自分と性格が似ていたので「この子は我が家に来る子だ!」と確信した。「家族にもブログを見せたのですが、みんなが彩夢を迎えたいと思いました。運命を感じると同時に美犬だったので可愛いと思いました」

良き相棒

2020年7月18日にお見合いをして、23日、彩夢ちゃんがやってきた。まったく物怖じすることなく、ぴょんぴょん走り回っていた。初日から食欲旺盛で、ベッドで爆睡。トイレも失敗することがなかったそうだ。何の問題もなかったので、8月6日に正式譲渡してもらった。

中島さんの彩花という名前から一文字取り、「これからの夢、家族の夢」という意味を込めて、名前は彩夢ちゃんにした。フランス語で愛という意味の「アムール」も掛け合わせてある。

彩夢ちゃんは、犬より人に興味があり、誰にでもすぐに懐く。お座りは家に来た日に早速マスターしたが、中島さんはその時の感動を今でも忘れられないという。散歩中に中島さんや家族の姿が見えなくなると、全力で探す甘えん坊でもある。

中島さんは、彩夢ちゃんを迎える前は嫌なことがあると引きずることがあった。しかし、彩夢ちゃんの顔を見ると嫌なこともすべて吹き飛んでしまう。悩んだり悲しんだりすることが少なくなったという。

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)

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