広島・會澤にアクシデント… 侍ジャパンの選手選考にも影響か

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2021年06月15日 21:14  ベースボールキング

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広島・會澤翼
◆ 8連敗中の扇の要が負傷離脱

 広島の會澤翼選手(33)は15日、本拠地で行われた西武との交流戦に「6番・捕手」で先発出場。8回の守備時に左脚を痛め負傷交代した。

 同点の8回一死二・三塁の場面、栗山巧の三ゴロで三塁走者のスパンジェンバーグを三本間の挟殺プレーに持ち込んだが、三塁手・林晃汰から送球を受けた捕手・會澤翼が走者を追いかけた際に左脚から崩れるように転倒。會澤は座り込んだまま送球し、なんとかアウト一つは奪ったが、プレー続行不可能となった。

 退場時には両脇を支えられながら歩いていたものの、最後はおんぶされて退場。自力でも歩くことが出来なかった。

 會澤は今季34試合に出場して打率.278、2本塁打、10打点の成績。今季は下半身のコンディション不良で離脱していた時期もあり、6月3日に一軍復帰したばかりだった。

 一昨年の「プレミア12」では稲葉ジャパンの正捕手として日本代表の優勝にも貢献しており、東京五輪の代表候補ともみられていた存在。状況次第では、明日発表される代表内定選手発表にも影響を及ぼす可能性がありそうだ。

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