首位・阪神と7ゲーム差の巨人はトレードで緊急補強か?ファンから「生え抜き育てろ」の声も

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2021年06月16日 09:00  AERA dot.

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写真巨人・原辰徳監督 (c)朝日新聞社
巨人・原辰徳監督 (c)朝日新聞社
 首位・阪神と7ゲーム差。リーグ3連覇に向けて巨人が苦しい戦いを強いられている。坂本勇人が右手親指骨折、梶谷隆幸が左太もも裏の違和感で戦線離脱し、丸佳浩も打撃不振でファーム降格。右肘の違和感から復帰した菅野智之も交流戦で2試合連続黒星と本来の調子に程遠い。

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 坂本は交流戦最後のカードとなった今月11日のロッテ戦から1軍に復帰。梶谷、丸もリーグ戦が再開する18日の阪神戦から戻ってくる。役者たちが戻ってくるのは心強いが、一番の懸案事項は投手陣だ。

 スポーツ紙デスクはこう分析する。

「巨人は先発、救援共に不安を抱えています。エースの菅野が苦しんでいる状況で、戸郷翔征、サンチェスが不安定も安定感を欠き、開幕から絶好調だった高橋優貴も5月以降は1勝のみと勢いに陰りが見えている。先発が踏ん張れないので救援陣に負担がかかるが、セットアッパーの中川皓太は球に本来のキレがない。守護神・デラロサも登録抹消され、継投策でどんどんつぎ込むしかない。ジャイアンツ傘下3Aサクラメントを退団した山口俊を獲得しましたが、先発も救援も枚数が足りないのが現状です」

 現有戦力でやりくりする中、劇的にチームの空気を変えるのがトレードでの補強策だ。巨人はトレードに積極的な姿勢を見せる。昨年は開幕直後の6月25日に池田駿との交換トレードで楽天・ウィーラーを獲得。さらに、7月14日に高田萌生との交換トレードで楽天・高梨雄平の獲得に成功した。ウィーラーは勝負強い打撃、高梨はセットアッパーで抜群の安定感を見せて昨季のリーグ連覇に大きく貢献。今季も2人はチームに不可欠な存在として稼働している。

 シーズンを戦っていく中で補強ポイントが明確になり、各球団も動いている。ロッテ・有吉優樹とDeNA・国吉佑樹の交換トレードが成立したことが14日、両球団から発表された。巨人もトレードで投手陣の補強に動く可能性は十分にある。

 ただ、ファンは緊急補強に複雑な思いを抱く。巨人ファン歴35年の40代男性は「場当たり的なトレードはやめてほしいですね。井納(翔一)をFAで獲得しましたが全然活躍できず、結果的に若手の登板機会も失われている。それなら生え抜きの若手を育ててほしい。1軍で投げないと成長しないですから」と話す。一方で、亀井善行の大ファンという50代男性は「トレードはチームを活性化する意味でも積極的にやってほしい。若手の育成を阻むというが、巨人は1軍に上げる若手が見つからない状況になっている。それなら他球団で実績がありながら登板機会に恵まれない投手を獲得した方がいい」とトレード補強を支持する考えを示す。

 メジャーのあるスカウトは「日本球界はトレードが少なすぎる」と指摘する。

「日本はトレードで出ていった選手が活躍すると、『出さなければよかったのに』と球団フロントの責任が追及される傾向がありますが、その選手が新たな環境で素質を開花させたならそれは成功なのです。巨人など優勝の可能性があるチームはどんどんトレードを敢行した方がいい。メジャーでは優勝が狙えなかったチームは主力を放出して他球団の有望な若手の獲得に動きます。日本球界も徐々に変わりつつありますが、トレードに対するマイナスイメージがまだ残っているように感じる。トレードで移籍する選手は相手球団から戦力として求められているわけですから、名誉なことだととらえてほしいですね」

 巨人は驚きのトレード策でチームのテコ入れに動くか。その可能性は十分にある。(牧忠則)

このニュースに関するつぶやき

  • 巨人の戦術は、相手チームのエース格と4番を金でぶっこ抜いて弱体化させる、だからなぁ。例)ラミ◌スとグライシ◌ガー
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  • 行き当たりばったりで我慢がないな。
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