ここはオタク部屋?→いいえ、市営バスです 佐賀市の「ゾンビランドサガ」コラボがあまりにも「ガチ」

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2021年06月16日 17:20  Jタウンネット

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写真ここはオタク部屋?→いいえ、市営バスです 佐賀市の「ゾンビランドサガ」コラボがあまりにも「ガチ」
ここはオタク部屋?→いいえ、市営バスです 佐賀市の「ゾンビランドサガ」コラボがあまりにも「ガチ」

人気作品と、その舞台になっている「聖地」とがコラボする、という観光振興の企画はよく見られる。

皆さんの中にも、地元でアニメなどのコラボイベントをやっているのを見かけた経験がある人も、いるのではないだろうか。

今回、とあるアニメ作品とコラボした佐賀市の市営バスが「ガチだ」と話題になっている。

気合の入り方がすごい!(以下、画像は朝霧@asagiri96mcさんのツイートより)
気合の入り方がすごい!(以下、画像は朝霧@asagiri96mcさんのツイートより)

こちらは、佐賀市交通局が佐賀県を舞台にしたTVアニメ「ゾンビランドサガ」とコラボしたラッピングバス「フランシュシュ号」の写真。2020年8月から運行している。

車内には数々のアニメグッズを配置。最後部の座席には、大きなブランケットが......!

気合の入ったデコレーションに対し、ツイッター上では、

「佐賀市営バス、なかなか攻めてますね...。こういうのはもっとやってほしいね!」
「佐賀しゅごい...行ってみてぇ...」
「痛バスいいゾー。中まで抜かりなく...とは恐れ入った」
「なんだよこれゴテゴテじゃねぇの...。しかも公営だなんてキモ...(褒めてる)」

といった声が上がっている。

話題になっているのは、佐賀県在住のツイッターユーザーの朝霧(@asagiri96mc)さんが2021年6月1日に投稿した写真。Jタウンネット記者は投稿者と、佐賀市交通局に取材した。

「ガチ勢」の部屋の雰囲気が出ている

「ゾンビランドサガ」は18年10月〜12月にかけて放送されたアニメ作品。2021年4月からは続篇である「ゾンビランドサガ リベンジ」が放送中だ。

交通事故や自然災害など様々な理由で過去に命を落とした少女たちがゾンビとなって現代に蘇り、佐賀のご当地アイドルとして活動していく様子を描いている。

バスの名前についている「フランシュシュ」は作中キャラクターたちが結成したアイドルグループの名称だ。

キャラクターのサインまでもが!
キャラクターのサインまでもが!

後方だけでなく、前方にもキャラクターのイラストが描かれたタオルやタペストリーが置かれているほか、キャラクターの名前が添えられたサイン色紙まで飾られているなど、かなり盛りだくさん。たしかになかなかの本気度を感じる......。

写真を投稿した朝霧さんは、アニメや乗り物、旅行が好きだという。「フランシュシュ号」の写真は1日、佐賀市の早津江バス停から佐賀駅バスセンターまで、同バスに乗車した際に撮影したもの。

今回、バスに乗車するまでの経緯として朝霧さんは、

「昨年から運行しているラッピングバスの存在は知っていましたが、『そういえばまだ乗ってなかったな』と思い立って、天気の良い日に乗りに行きました。
また、遠くへ旅行に行けない状況が続く中で、県内の別の町の事もいろいろと知りたいと思うようになったこともきっかけの一つです」

と述べた。

朝霧さんはバスの内装と外観の写真と共に「オタク部屋みたいだろ。公営交通なんだぜ...」とコメントしている。具体的にどの辺りをそう感じたか聞いてみると、

「タペストリーやポスター、様々なコラボ企画のグッズや声優さんのサインまで飾られていて、『ガチ勢』の部屋の雰囲気が出ている点です」

とのことだった。

外観だけでなく内装もガチだ
外観だけでなく内装もガチだ
「(実際に乗車した時は)外装のイラストに留まらず、市営バスの車内にグッズが所狭しと並んでいるとは思っていなかったので驚きました。
公共の場でどこまでやっていいのか難しい部分もあると思いますが、今まで地味な印象だった地元の佐賀県がアニメで注目される事は面白いと思うので、行政でも民間でもいろいろと試行錯誤してみて欲しいと思いました」(朝霧さん)

市職員がグッズを提供

Jタウンネット記者は16日、佐賀市交通局にも話を聞いた。取材に応じた同局総務課の担当者は、コラボ企画の内容について、

「ラッピングバス車内では、作品の主人公の『源さくら』(声優:本渡楓)の音声での車内放送を行っています。始発付近と終点、およびアニメ聖地周辺バス停では、『源さくら』による自己紹介や案内放送をしています。
また、コラボラッピングバス企画の描き下ろしイラストを用いた『運行記念きっぷ』(1000円/特製クリアファイル付)を佐賀駅バスセンター等で販売しているほか、ふるさと納税の返礼品として採択しています」

と説明した。内装だけでなく、車内放送もアニメ仕様になっているようだ。

外側にもキャラクターのイラストが(以下、画像は佐賀市交通局総務課より提供)
外側にもキャラクターのイラストが(以下、画像は佐賀市交通局総務課より提供)

ちなみに車内の飾りつけに関しては、同作の製作委員会の承諾を得て、佐賀市交通局の職員で制作している。

「グッズは主に佐賀市職員から無償提供されたものを使用しています。声優のサインは、YouTubeの番組取材で声優さん2名が撮影にみえられた際にサインを頂き、バスに掲示しています」

とのこと。まさかの佐賀市職員プレゼンツだった。すごいぞ、「フランシュシュ号」......。

「この企画は、佐賀県を舞台にしたTVアニメ『ゾンビランドサガ』とのコラボをきっかけに、バス利用者を増やすことを目的に取り組んでいます。車内装飾については、アニメの聖地巡りをされる際などに、よりアニメに親しんでもらい、コラボラッピングバスを楽しんでいただけるよう、アニメのグッズを掲示しています。
ファンの中でも貴重な限定グッズやサインを惜しみなく掲示することで、ファンの方に喜んでもらえるよう工夫をしています」(担当者)
町を走っていれば一目でわかるデザインだ
町を走っていれば一目でわかるデザインだ

ツイッターでの反響について、担当者は、

「ファンの皆様方に喜んでいただくような取り組みを通して、アニメ作品と一緒になって佐賀県を盛り上げていきたいという気持ちが伝われば幸いです」

とコメントしている。

このニュースに関するつぶやき

  • コロナが開けたら是非フランシュシュ号でゾンビランドサガ聖地巡礼バスツアーを企画してほしい。
    • イイネ!2
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  • このバス、いいなあ。「ゾンランドサガ」は、単なるローカル受けを越えたクオリティだからねw 佐賀も県おこしに利用すべき。
    • イイネ!21
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