ベイル&ラムジーのコンビが“3度目の正直”で決勝弾!…ウェールズ、トルコ破り初勝利

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2021年06月17日 03:00  サッカーキング

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ウェールズがトルコに勝利して今大会初白星 [写真]=Getty Images
EURO2020・グループA第2節が16日に行われ、トルコ代表とウェールズ代表が対戦した。

 トルコは開幕戦でイタリアに0−3の完敗を喫して黒星スタート。ウェールズはスイスとの初戦で引き分けに持ち込んでドロー発進となった。両チームとも初勝利を狙う試合は、立ち上がりからお互いにチャンスを作った。

 ウェールズは6分、ギャレス・ベイルのパスでアーロン・ラムジーがペナルティエリア左へ抜け出し、切り返して右足で狙ったが、これはGKウグルカン・チャクルの好セーブ。トルコは9分、素早いリスタートからジェンギズ・ウンデルの折り返しにブラク・ユルマズが右足で合わせたが、シュートはDFにブロックされた。

 その後も攻防は続き、24分にはベイルとラムジーのコンビによって再びウェールズに決定機が訪れる。敵陣中央のベイルが前線へ絶妙なスルーパスを送ると、ラムジーが抜群のタイミングで飛び出す。エリア内でGKと一対一の決定的なシーンを迎えたが、ラムジーの渾身のシュートは枠の上に外れ、絶好の先制チャンスを逃した。

 それでも、ウェールズは3度目の正直でついに先制に成功した。42分、敵陣中央のベイルがエリア内へ鮮やかな浮き球パスを送る。飛び出したラムジーも胸トラップから右足で流し込む鮮やかな動きで先制点を決めた。

 1点ビハインドで折り返したトルコは54分、左CKで2人が頭でつなぎ、最後はゴール前のユルマズがジャンピングボレーで合わせたが、惜しくも枠を捉えず。ウェールズは60分、ベイルがエリア左ギリギリのところで倒されてPKを獲得。ベイルは自らキッカーを務めたが、シュートは枠を外して痛恨の失敗に終わった。

 終盤はトルコが1点を追って攻め込み、87分にはハカン・チャルハノールの左CKをメリフ・デミラルが頭で合わせたが、これはGKダニー・ウォードの好セーブに阻まれて反撃は実らず。すると逆にウェールズは後半アディショナルタイム5分、右CKでベイルが相手の意表をついてエリア右へ侵入し、マイナスに折り返す。これをコナー・ロバーツが流し込んで勝負を決める追加点を挙げた。

 試合はこのまま終了し、ウェールズが今大会初勝を収めて勝ち点を4に伸ばし、2大会連続のグループステージ突破へ前進。敗れたトルコは開幕2連敗を喫した。次節、トルコは20日にスイス代表と、ウェールズは同日にイタリア代表と対戦する。

【スコア】
トルコ代表 0−2 ウェールズ代表

【得点者】
0−1 42分 アーロン・ラムジー(ウェールズ)
0−2 90+5分 コナー・ロバーツ(ウェールズ)

このニュースに関するつぶやき

  • チャルハノールはこんな程度の活躍でも延長オファー昇給出来るんだし早く受け入れろよ。ファンはイライラしてるぞ
    • イイネ!1
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