岡田准一、木村文乃のアクションはセクシーな“腿”に注目「美しく綺麗でカッコいい」

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2021年06月17日 07:00  ドワンゴジェイピーnews

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2019年に公開されるやいなや、大きな反響を呼んだ映画『ザ・ファブル』。そして岡田准一が再び伝説の殺し屋“ファブル”を演じる新作『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が6月18日(金)に公開される。





ボス(佐藤浩市)から「1年間、誰も殺すな。一般人として普通に生きろ」と言われたファブルは佐藤アキラという偽名で、相棒のヨウコ(木村文乃)とともに一般人のフリをして暮らし始めた。そして今回、アキラは4年前のある事件で自分が救えなかった少女・ヒナコ(平手友梨奈)と偶然、再会を果たす。それがのちに大騒動へと発展するとも知らずに…。今回は自らアクション作りにも参加した岡田とヨウコを演じた木村に直撃。映画に対するアツい思いを聞いてきた。



――前作に続き、岡田さんが殺陣をつけられていると聞いております。殺陣を付けるにあたって意識していることはありますか?


岡田「今回、構成の段階から関わらせていただいています。殺陣自体はそんなに難しいことではないんです。役者がどういう負荷を受けるか、監督目線でどういう画が撮りたいか。特に西洋では殺陣師や役者が主導して殺陣を付けると、徒手で動いた画を撮ろうとする事が多いんですが、そのバランスをどういうふうに撮っていくか。そして、それに合わせた動きをどういうものにするかを深く考えました。あとはキャラクターに合わせ、例えばヨウコなら、どのように動くか。実践武術を踏まえた格闘技ではない動きで、ヨウコには男子がやられたいと思うような動きをつけさせてもらいました。世の男子たちはヨウコに腿で締められたいんじゃないかと思い、木村さんにも確認をとったところ“わかりました。いいですよ”って言ってくださいました。衣装も腿を見せる衣装にしてくださって」


木村「うふふふふ」


岡田「ちゃんと説明をして、どういう意図を持って動きをつけるかが大事だと思っています。やっぱり映画なので殺陣にも魅力がないといけません。監督やプロデューサーの方々からはエンタメ作品にしたい!という思いも聞いていたので、ヨウコが美しく綺麗に見えて、なおかつカッコイイと思ってもらえるような殺陣をつけさせていただきました」


木村「私は基礎も何もないので、まず基礎練習の段階から必死だったんです。岡田さんが意図する魅力的でセクシーな殺陣というものが、どういうことかを理解する前に“やります”って勢いでお返事してしまったんですけどね(笑)。でも、腿で人を締め落とすことは本当に大変で。実際、本番では鈴木役の安藤(政信)さん相手にやらせていただいたんですが、女性と男性との力の差が出てしまうので悔しいなって思う気持ちもありました。ただそのシーンを見させていただいたとき、安藤さんの見事なまでのやられっぷりを見て、あぁ、そうか。アクションって1人じゃ成り立たないんだなってことを改めて感じました」






――前作がヒットしての今作。実際に撮影してみていかがでしたか?


岡田「前回と変わらず、僕の演じるアキラは割りと浮世離れしている役柄です。前作でのアキラはヨウコを拒絶しているのかというぐらい言葉数も少なくて。あまり話を聞いていないような素振りをする設定だったのですが、今回はヨウコにとってツッコミやすかったんじゃないかと思います。前作は会話が飛んできても“あぁ”ぐらいしか答えませんでしたからね(笑)。そのアキラの成長というか、変化があって。今までだったら放っておいたことも、気になることには首をつっこんだりするんです。死に直結するので、無駄なことをしないのがファブルだけど、自らヒナコにコンタクトを取ったりしますから。そういう意味でアキラはちょっとだけ雪解けしているのかなって感じました」


木村「もうサイボーグから人になったぐらいアキラは変化していますね。温かい血が流れている感じがするというか。タイトルにも副題で『殺さない殺し屋』とあるように、分かりやすい変化があったのではないかと思います」



――撮影を終えた今、あらためて木村さんから岡田さんに聞きたいことってありますか?


木村「最初のころから思っていたのですが、人間には出来る限界がある?と疑問に思います(笑)。それぐらい岡田さんのアクションは限界を超えているんです。前作では“俺、もう少しで達人になれる”ともおっしゃっていて」


岡田「そう、俺、44歳ぐらいで達人になれるんです!ってね(笑)」


木村「その若さで達人になられてしまうと、後のことが心配になるので、岡田さんにはそろそろ人間界に降りてきていただきたいな!と思います(笑)」


岡田「いや、もっと出来るんです(笑)。それをうまく日本映画で表現できたらなって思っています」




――逆に岡田さんから木村さんに何か言いたいことはありますか?


岡田「撮影前からすごく練習をしていただいたので、アクションは続けて欲しいなと思います。アクション女優になる必要はないんですけど、趣味でもいいので、やっていただけたらなと。殺陣には女性だからこそ出来る殺陣も結構あるので、その使い手が増えてほしいですね」




――というと、岡田さんの後を継いで木村さんもアクション女優に?


木村「そんな恐れ多いことは出来ないんですけど、岡田さんがアクション指導をしてくださる会に参加したいという思いはあります。これまでアクションはアクションでしかなかったんですが、身体を使った対話ということを教えていただいて。基礎を叩き込んでもらうと、ただキレイに蹴って殴っていればいいんじゃないということを理解しました。人間の体の構造や、シーンの意図する意味をくみ取って作品を作る楽しさを覚えたので、ぜひまた教えていただきたいですね」


岡田「頑張ってください!」



――では、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の魅力というと?


岡田「ファブルは隠れている受け身の存在なので、前作では柳楽(優弥)さん、今作だったら堤(真一)さんのように、ファブルが相対する敵が面白くないと作品自体も魅力が落ちてしまうんです。今作では監督が宇津帆とヒナコに情熱を注ぎ過ぎて、僕らのことはほとんど見ていませんでしたから(笑)。っていうぐらい宇津帆とヒナコの大切さが際立った作品になっています。堤さんはこれまでも様々な作品では助けていただいている大先輩です。アクションに目がいきがちですけど、やっぱりストーリーがないとアクションは中身のない箱みたいになってしまいます。それを担ってくださった堤さんの存在がとても大きい作品になっていると思います」





木村「最終対決のシーンは何日にも渡って撮影しました。現場に行ったら雨で、そのまま帰ったこともあって。特にヒナコを演じる平手さんの妥協することのない本気で向き合っている姿を見ると、こちらも手に汗がにじんでしまうこともありました。そこもひとつの大きな見どころになっていると思いますので、ぜひ楽しみにしていて欲しいですね」




――最後に映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』をご覧になる方たちにメッセージをお願いします。


木村「予告編をご覧になった方は、規模の大きい桁外れの作品になっていることを感じられたと思います。さらに本編を見たら、きっとハリウッド映画を見て帰るような気持ちになるぐらい、前作からバージョンアップしています。かつ日本人だからこそ、くすっと笑える仕草もあったりして。スタッフ、キャスト全員の力が合わさった映画になっていますので、ぜひ楽しみに劇場へ足を運んでいただきたいですね」


岡田「コロナ禍で大変な時期だからこそ、映画を見て、ちょっといい日だったな、楽しいことがあったな、と思ってもらえることが大切だと実感しています。この映画は、そんななエンタメ作品になっているのではないかと思います。撮影もコロナ渦で中断することもありましたが、だからこそ改めて撮影する意義を感じられる作品になりました。笑って楽しんでスカッとしていただけたら嬉しいです。ぜひご覧になってください!」



文:今 泉

写真:稲澤朝博




『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』

出演:

岡田准一

木村文乃 平手友梨奈 安藤政信

黒瀬純 好井まさお 橋本マナミ 宮川大輔

山本美月 佐藤二朗 井之脇海 / 安田 顕 / 佐藤浩市

堤 真一

原作:南勝久『ザ・ファブル』(講談社「ヤンマガKC」刊)

監督:江口カン  脚本:山浦雅大 江口カン

アクション監督:横山誠  ファイトコレオグラファー:岡田准一 

松竹・日本テレビ共同幹事作品

配給:松竹株式会社   制作プロダクション:ギークサイト

公式サイト:https://the-fable-movie.jp/  公式Twitter:@the_fable_movie

公式Instagram:fable_movie

©2021「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会

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