マンチェスター・Uが、レアル・マドリードに所属するフランス代表DFラファエル・ヴァラン獲得に関心を示しているようだ。17日、イギリスメディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。
現在28歳のヴァランはレアル・マドリードとの現行契約が2022年6月30日までとなっているものの、契約延長は不透明となっている。レアル・マドリードとしては、すでにバイエルンからフリーでオーストリア代表DFダヴィド・アラバを獲得していることもあり、来年夏にヴァランのフリー退団を避けるため、今夏の移籍を受け入れる方針であるとされている。
そんなヴァランに対し、マンチェスター・Uが関心を示しているようだ。報道によると、マンチェスター・Uは5000万ポンド(約76億円)の移籍金を提示しているという。しかし、レアル・マドリードとしては同選手の移籍金には8000万ポンド(約122億円)を要求していることから現時点のオファーでは不十分となっている。
それでも、交渉は続いており、両クラブは妥協点を探している模様だ。しかし、マンチェスター・Uとしては来年夏にフリーとなる選手に8000万ポンド(約122億円)もの移籍金を支払うことには消極的であることから、レアル・マドリードが妥協する必要がありそうだ。
9億100万ユーロ(1180億円)もの負債を抱えているレアル・マドリードとしては少しでも多くの移籍金を得られることを目指しているようだが、果たして合意することはできるのだろうか。