レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が、同クラブを退団するスペイン代表DFセルヒオ・ラモスに言葉をかけた。17日、スペイン紙『アス』が伝えている。
レアル・マドリードは16日にS・ラモスの退団を発表した。同選手はレアル・マドリードに16年間在籍し、公式戦671試合の出場で101ゴールを記録。史上初となったチャンピオンズリーグ(CL)3連覇をはじめ、22個のタイトルを掲げてきた。
ペレス氏は、17日に行われたS・ラモスの退団セレモニーで、同選手に次のような感謝の言葉を贈った。
「2005年9月8日、セルヒオ(・ラモス)がレアル・マドリードの選手として紹介されるためにやってきたあの日のことは忘れない。彼は19歳で、世界を食らうという大きな願望を持っていたんだ。簡単な契約ではなかったが、私たちは彼の契約が一つの時代を築くと確信していた」
「私たちは、あなたが決してあきらめない選手であったことを記憶にとどめておく。すべての試合に魂を残してくれてありがとう」
「このクラブを愛する“マドリディスタ(サポーターの愛称)”にとって、あなたは常にラ・デシマ(10回目のCL優勝)の男なんだ。良い時も悪い時もそばにいてくれた家族に愛情のこもった言葉をかけてあげたい。あなたは、数字の上で永遠に我々の偉大なキャプテンの一人であり、間違いなく最も愛されている選手の一人なんだ。私たちのクラブの伝説をさらに大きくしてくれたあなたに感謝の言葉を贈る」
「どこにいても大切な人と幸せになれるように、そしてここがいつまでもあなたの家であるように。あなたのようなレジェンドは、常にレアル・マドリードのアンバサダーなんだ」