日本ハム、栗山監督の続投もある? 後釜の“有力候補”は経験不足が懸念

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2021年06月18日 18:00  AERA dot.

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写真日本ハムの栗山英樹監督 (c)朝日新聞社
日本ハムの栗山英樹監督 (c)朝日新聞社
 まだシーズンは折り返し地点にも到達していないが、日本ハム・栗山英樹監督の去就については早くも様々な憶測が飛び交っている。

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 チームの成績不振もあり今季限りでの退任との見方が強いが、ここへ来て一転続投の可能性も出てきたというのだ。

 今季、栗山体制10年目を迎えた日本ハムは開幕から低空飛行を続け、復調の兆しすら見えない。選手自体は全く揃っていないわけではないが、ここまで苦しい戦いを強いられている。加えて、期待の若手も思った通りに育ってこない状況が続いている。

「抜けたのはメジャーに移籍した有原航平(レンジャーズ)くらいで、中心選手は残っている。チーム全体で戦うスタイルが栗山野球であり、日本一も勝ち取ってきたが、ここ数年はチグハグで勝てない状況。かつてのダルビッシュ有(パドレス)や大谷翔平(エンゼルス)のように、ドラフト上位指名選手のブレークもない。全体的に雰囲気は良くない感じがあり監督の責任問題になるのは当然の流れ」(日本ハム担当記者)

 日本ハムは、16年の日本一を最後に4年で3度のBクラスとここ最近は低迷。清宮幸太郎(17年1位)や、吉田輝星(18年1位)など高校球界のスターをドラフトで獲得したものの、今のところ戦力となれていない。また、主砲の中田翔はまさかの大不調に陥り、6月8日の阪神戦で負傷離脱をするなど踏んだり蹴ったりの状態だ。23年には新球場オープンを控えるが、チームには光が見えない。

「北海道のファンも今の日本ハムに飽きてきたのか、札幌ドームの客入りがひどい。球団側はアイデアを絞ってファンサービスをしているが、ここまで弱くなると厳しい。新球場ができて数年は客が入っても、その後はガラガラになるのが見えている。今のままではダメだから、まずは新鮮でインパクトの強い新監督だと思います。稲葉篤紀(侍ジャパン監督)が東京五輪金メダルを手土産に就任というのが最高ですけど」(北海道地区テレビ局関係者)

 侍ジャパンの稲葉監督が、栗山監督の後を継ぐのは既定路線とされていた。20年五輪が予定通り開催されていれば、今年から監督という話もあった。しかしコロナ禍で五輪が1年延期となり、いまだ開催をすべきかどうかの議論すらある。そして前侍ジャパン監督の小久保裕紀が今季からソフトバンク一軍ヘッドコーチ就任したことも影響するのでは、と言われている。

「今夏に五輪が開催されたとしても準備期間が短すぎる。短期決戦の侍ジャパンと長丁場のペナントレースでは監督に必要な資質がまったく違う。小久保も将来の監督候補として経験を積み始めた。稲葉の場合も同様の流れになる可能性がある。新球場開業の23年に稲葉新監督が誕生。これで話題性は十分です」(日本ハム担当記者)

 小久保は13年に常設化された侍ジャパンの初代監督に就任。15年の第1回プレミア12では3位、17年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では準決勝進出という結果を残して、退任した。監督当時から采配面などで疑問が噴出したこともあり、再び解説者として外から野球を見た後、今年から古巣で現場復帰を果たした。

「(ソフトバンクの)次期監督は小久保コーチが有力視されているが、侍ジャパン監督時代は経験の少なさを指摘された。6年で5度の日本一という名将の域に入った工藤公康監督のもとで勉強させるためですね。また柳田悠岐など主力選手をもう一度、引き締め直すための人事にも見える。勝っている時期だからこそ次のことを考えている」(ソフトバンク担当記者)

「稲葉監督をヘッドコーチなどで招聘、現在の日本ハム野球を継承するのも考えられる。急いで監督に担ぎ上げて勝てなかった場合、今後の流れはもっと悪くなる。小久保コーチのこともあり、侍ジャパン監督からNPBのコーチになる路線もできた。稲葉監督なら(コーチとして)中田や清宮にも厳しく指導できる。将来のチームを見据え、しばらく栗山監督に任せるのも悪い判断ではありません」(日本ハム担当記者)

 稲葉は17年に侍ジャパンの監督に就任後、19年の第2回プレミア12でチームを優勝に導いた。しかし日本のホーム開催で、かつ強豪国はベストメンバーではなく、監督の力量を測るのは難しい部分がある。仮に東京五輪で金メダル獲得しても同様だろう。日本ハムの監督になれば話題性はあるだろうが、勝てるかどうかは未知数。監督修行を改めて行うのも長い目で見ればアリである。

 日本ハムは近年厳しい戦いが続いている。しかし戦力的には悲観する必要もなく、掛け違えたボタンを直せば輝きは戻ってくるはず。そして日本初となる開閉式の天然芝球場の行方は、今後の日本における野球場の在り方を左右するビッグプロジェクトでもある。球団に課せられた使命は大きい。日本ハムの今後に大きな期待をしたいが、まずは監督問題をクリアする必要があるだろう。















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  • 「北海道のファンも今の日本ハムに飽きてきたのか」とあるが、【飽きた】のではなく【呆れた】のだと思う。それ位にクリヤマ采配は酷い。それは"クリヤマ色"が濃くなればなるほどね。>続く
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