自分を好きになるために/巴奎依の社会不適号㊱

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2021年06月18日 20:11  ダ・ヴィンチニュース

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ダ・ヴィンチニュース

写真撮影=山口宏之
撮影=山口宏之

最近の私は、ほんの少しご機嫌だ。

家にいると何もできない/巴奎依の社会不適号㉟

今までの無気力状態から比べると劇的に変化をしている。どことなく機嫌がいい。

とはいえ雨の日には体調が悪いし、
気持ちが落ちているときは起きているのか寝ているのかも曖昧だし、周りを巻き込む勢いで負のオーラを放ってしまいがちだが…。

以前より、自分で自分のご機嫌を取るための手段が増えたように思う。

今までは、ストレスやネガティブな感情を抱えたときは、必ずお金で解決をしていた。

お花屋さんで花を買い、デパートでスイーツを買い、コース料理を食べ、高い靴やバッグを買っていた。

そのどれもが幸せであることに変わりはないのだが、そのどれもが寂しいことにも変わりはない。

最近は、些細な目標を大切に生きている。

「夢」となると、あまりにも壮大で
考えても考えても答えが出ないから逆に苦しくなってしまうが、
何となくの目標は文字通りに私にとっての道標となっている。

本当に、些細な目標でいいのだ。

あと3キロ痩せるとか、今年中に貯金をいくらにするとか、運転免許をとるとか。

3キロ痩せるにせよ、貯金をするにせよ、
いきなりパッと達成することはできない。

1キロ痩せて、また1キロ痩せて。
貯金もいくら増えて、またいくら増えて。
そしてゆくゆく目標に辿り着く。

そのちょっとずつを実行して、その変化を目にするという目標の波に乗ることができたのだ。

変化は人生に不可欠だ。

変化のない人生に飽きていた私は、今は少しずつの変化を楽しみに生きている。

分かりやすい数字の変化でなくとも、
たとえ気持ちの変化や環境の変化であっても、
変化はすべて努力なのだ。

ネガティブな私は今、その努力によって少しずつ自分を好きになろうとしている。

私は、人から「努力家」だと言われたり、評価されることが比較的多かったのだが、いつもそう言われるたびに人から見られている姿と自分が知っている本当の姿のズレを感じていた。

誰よりも自分が、「努力」ではなく「ポテンシャル」で生きていると理解していたからだ。

褒められれば褒められるほど、なんとも言えない気持ちになった。

他の人が幼少期から、勉強やスポーツなど様々な面で努力して手に入れる自己肯定と成功体験を積んでいないからネガティブなのだ。

その少しずつを、今から取り戻すために。
私は少しずつ、変化のある人生を目標にしてみる。

ともえ・けい
2012年よりA応P(アニメ“勝手に”応援プロジェクト)のメンバーとして活動をスタート。2020年8月2日に、A応Pを卒業。現在、インターFMにて毎週土曜28:30〜「DJサブカルクソ女の音楽解体新書」にてDJ番組を担当、DJCD「A応P BEST DJCD PRODUCED by DJサブカルクソ女」をリリースするなど、「DJサブカルクソ女」としても活動中。社会不適合者(自称)。

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