今週もぎっしりなグラフィックスカードの棚で“LHR”が存在感を増す

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2021年06月19日 06:11  ITmedia PC USER

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写真TSUKUMO eX.のGeForce上位モデルが並ぶショーケース
TSUKUMO eX.のGeForce上位モデルが並ぶショーケース

 PCパーツショップのグラフィックスカード売り場には、先週と同じく、大きな空きもなく、ハイエンドからローエンドまで幅広いモデルが陳列されている。価格が高騰しているのも先週と同じだが、「LHR(Lite Hash Rate)をはっきり打ち出すモデルが増えてきましたね」(ドスパラ秋葉原本店)との声も聞く。



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●「はっきりLHRと打ち出すモデルも増えています」



 新たに登場したGeForce RTX 3080 Ti/3070 Ti搭載カードは全て、マイニングに不向きなLHRモデルとなるが、既存のGeForce RTX 3080/3070/3060 TiなどにもLHR対応モデルが増えてきている。ただし、「はっきりリリースせずにスペックシートの隅にちょろっと書いているだけのモデルも多くて、完全には把握できていません」(某ショップ)という。



 しかし、はっきりとLHRを打ち出すモデルも見られるようになっている。例えば、今週GALAKUROから登場したGeForce RTX 3080搭載カード「GG-RTX3080-E10GB/TP/LHR」(14万円強、税込み、以下同)は、型番に「LHR」と入れており、パッケージにも「LHR」アイコンが刻印されている。「マイニングをしない人にはほぼ関係ない仕様です。ですが、相対的なメリットはありますね。心強いです」(あるショップ)



 マイニングやそこにからむ転売狙いの人は、実際減っているようだ。あるショップは「組織だって動く人はあまり見かけなくなりましたね。個人で転売している人は今も見かけます」と明かす。



 一方で「実は今も転売グループの“先兵隊”と見られる人が在庫と価格をチェックしています」との話もなお聞く。同店は「どうやら、GPUごとに一定の価格を切ったら買うみたいな境界があるみたいで、14万円を切ったRTX 3080搭載カードは速攻で売り切れましたね。だから、まだ油断できません」と緊張感のある表情を浮かべていた。



 そのような中で、グラフィックスカードの新顔が登場している。



●ASUSからハイエンドゲーミング簡易水冷カードが登場!



 グラフィックスカードは街全体で大きく動いているが、ハイエンドモデルもコンスタントに登場している。



 今週売り場に並んだのは、ASUS JAPANのRadeon RX 6900 XT搭載カード「ROG-STRIX-LC-RX6900XT-T16G-GAMING」だ。240mmラジエーターを採用した水冷システムを組み込んでおり、価格は31万5000円前後となる。



 オーバークロック幅が大きく、リファレンスデザインではゲーム最大周波数2015MHz/ブースト最大周波数2250MHzのところを、それぞれ2375MHz/2525MHzまで引き上げている。



 入荷したオリオスペックは「ここまでオーバークロックしていると、価格が高くても注目する人はいますよね。人気のあるブランドですしね」と話していた。


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