ロボット模型を使った「ゲーム機ファンアート」にときめきが止まらない

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2021年06月19日 09:01  おたくま経済新聞

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写真ロボット模型を使った「ゲーム機ファンアート」にときめきが止まらない
ロボット模型を使った「ゲーム機ファンアート」にときめきが止まらない

 「ゲーム(機)友達」


 Twitterユーザーのだいやきさんが、自身のアカウントに投稿した4枚の写真。


 何やら童心に返りそうなつぶやきですが、それを“裏付ける”かのごとく写っていたのは、往年のゲーム機「スーパーファミコン」「ファミコン」「プレイステーション」のなつかしの姿……ではなく、なんとそれをイメージしたロボット模型たち。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


 「メカトロウィーゴ※1(スーパーファミコン)」「なっちん※2(ファミコン)」「TAMOTU※3(プレイステーション)」で作られたそれらは、実機同様のデザインもさることながら、各ハード特有の形状を意識したロボット模型を選定して制作。かつて、それらのハードで遊んでいた「元子供」たちの琴線に大いに触れるものとなっているんです。


※1「メカトロウィーゴ」とは、3D造形家の小林和史氏原案で、静岡県の模型メーカー「ハセガワ」が販売展開しているプラモデルシリーズ。
※2「なっちん」とは、ロボットデザイナーのmoi氏がデザインし、静岡県の模型メーカー「エムアイモルデ」が展開しているプラモデル「チョイプラシリーズ」におけるホビーキット「陸上自衛隊07式戦車なっちん」のこと。
※3「TAMOTU」とは、造形作家の水野功貴氏が創造し、東京都にある玩具メーカー「壽屋(コトブキヤ)」が販売展開しているプラモデルシリーズ。


 だいやきさんは、趣味で様々なロボット模型を用いたファンアート作品を作られている方。作品が公開されるたびに、それがTwitterでも話題になるんですが、中でも先述のゲーム機カラーでデザインされた作品は“シリーズ展開”され、とりわけ話題に。「ロボットがゲーム機のコスプレをしている」というコンセプトのもと再現しています。


 編集部では以前、だいやきさんの「ゲーム機ロボット模型作品」を紹介したことがあります。当時は、先述のスーパーファミコン・ファミコンに加え、「ガチャーネン※」を用いてのゲームボーイと、任天堂ハードのみのシリーズ展開でした。


※「ガチャーネン」とは、大阪府にある模型メーカー「海洋堂」より販売展開されているプラモデルシリーズのこと。


 今回筆者は、だいやきさんの投稿で披露された「新作」の「プレステTAMOTU」に注目。「そろそろ任天堂以外のゲーム機でやりたいなと思ったんです」と“新規開拓”に踏みいったそうです。


 また、だいやきさんといえば、「似たような形状だったので」と、メカトロウィーゴでスーパーファミコンを、「左右にある四角の肩パーツの形状から」と、なっちんでファミコンを表現と、その独自性の高い着想点も注目ポイント。そして、今回のTAMOTUを選定するにいたったポイントも同様でした。


 「TAMOTUを側面から見たとき、両脚がコントローラーのグリップ部分に似てるなと気づいたんです。そこから前部にあるライト部分は電源などのボタンスイッチ、頭部はソフト(ディスク)を入れる部分にしたり……と、一気にイメージが湧きましたね」


 丸みのある車両部分から、そういう着想にいたるのか……!しかし、プレイステーションのコントローラーといえば、先が出っ張った取っ手のようなグリップが特徴的。言われてみると合点のいく内容でもあります。だいやきさんの着眼点と発想力には、筆者は前回と同じく膝を叩くばかり。


 とはいえ、TAMOTUを購入し実際に作業に取り掛かった際は、コントローラーのサイズ調整のために、複数回の試作を重ねてだったそうで、もっとも苦労した点でもあったそうです。


 こうして作り上げた「プレステTAMOTU」ですが、先述のコントローラーや電源部分に加え、お尻部分には端子ケーブルも搭載され、細かい部分にいたるまで作りこみ。


 今回だいやきさんは、投稿のリプライ欄で、「スーファミウィーゴ」「ファミコンなっちん」も含めた作品のお尻部分のスリーショット写真も投稿しています。そこにはウィーゴもなっちんも同様に、ケーブル部分も克明に再現した姿を見せています。こだわりに例外がないことを証明したものとなっています。


 また、「スーファミウィーゴ」のソフト部分の裏面には、「だいやき」という名前まで記載。あ、これ「自分のソフト」って識別させるやつ!昔は「メモリーカード」のような記録させるものがなかったので、「借りパク防止」も兼ねてこうやってたなあ。


 筆者を含めた「元子供」たちが、思わずニヤリとさせる気づきを細部に提供しているのが、だいやきさんの作品の特徴。そんな「あるある」を不意に思い出させるディテールが、実は最大のこだわりでもあるんです。


 「今回の『プレステTAMOTU』も含めてですが、色味についても、あえて『汚れ』を感じさせるようにしているんです。そうすることで、『使用感』のある見た目にしているんですよ」


 そう語るだいやきさん。またそんなロボット模型たちは、模型の可動性を生かしたポージングが、子供のころに友達と夢中で遊んでいた「瞬間」を不意に思い出させるものになっているんです。だからこそなのか、今回のリプライ(返信)欄でも見られた、海外からも多数の反応が寄せられたのかもしれませんね。


 次回は、今回の投稿で話題になった「セガサターン」などのSEGA関連のゲーム機か、それとも以前の記事で話されていたニンテンドー64やバーチャルボーイなどの任天堂系なのか……はたまたそれとも……?今からワクワクが止まりません。



<記事化協力>
だいやきさん(@minosuke_11)


(向山純平)


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  • …あ、そういえば確か“擬人化したゲーム機”のキャラクターたちがネットで出てたようだが…?
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