菊池雄星、7回1失点の快投で4勝目 安定感抜群、チームを勝率5割復帰に導く

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2021年06月19日 14:14  ベースボールキング

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好投し、コンビを組んだトーレンス捕手(左)とタッチを交わす菊池
○ マリナーズ 5 − 1 レイズ ●
<現地時間6月18日 Tモバイル・パーク>

 マリナーズの菊池雄星投手(30)が18日(日本時間19日)、本拠地でのレイズ戦に先発。7回4安打1失点の快投で4勝目(3敗)を挙げ、チームを勝率5割復帰に導いた。

 1回表、2本の単打を許し一死一、三塁のピンチを招き、4番・ディアスの遊ゴロが併殺崩れとなる間に失点。続くブロッソーを歩かせ再び二死一、二塁のピンチを背負ったが、6番・ロウをスライダーで空振り三振に仕留め初回を最少失点で切り抜けた。

 その裏、マリナーズ打線は打者9人を送り込む猛攻を見せ一気に4得点。逆転してもらった菊池は2回も一死から四球で走者を出したが、投手コーチがマウンドに訪れたあとは制球が安定しゼロを刻んだ。3回、4回はバックの好守にも助けられながら2イニング連続3者凡退。5回は二死から初回以来となる安打を許したものの、危なげなくゼロを刻み勝利投手の権利を得た。

 6回はディアスを97.9マイル(約158キロ)の直球で空振り三振に仕留めるなど、3番から始まる中軸に安打を許さず。7回は一死から二塁打を許し初回以来となるピンチを招いたが、9番・フィリップスを左飛、1番・マーゴーを遊ゴロに退けゼロを刻んだ。

 菊池は7回103球、4安打1失点、6奪三振3四球の好投で降板。今季13試合目で早くも10度目となるクオリティー・スタート(QS=6回以上、自責点3以下)を達成し、防御率は3.46に良化した。

 マリナーズは打線が3回までに5点を奪い好投する菊池を援護。8回以降はリリーフ陣が無失点リレーでつなぎ、2連勝で勝率を5割に戻した。

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