2度も奇跡を経験 車椅子で散歩を楽しむ甘えん坊ワンちゃん・こてつ

0

2021年06月19日 16:00  AERA dot.

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AERA dot.

写真こてつちゃん(提供)
こてつちゃん(提供)
 ペットはもはや大事な家族。読者とペットの愛おしい日常のひとコマをお届けします。今回の主役は、犬のこてつちゃん(11歳)です。

*  *  *
 6歳で進行性脊髄軟化症を発症したこてつ(雄)。余命わずか1日と宣告されるも、奇跡的に一命を取り留めた。

 大病をしたせいで甘え放題のこてつだが、不自由ながらも車椅子でけなげに頑張っている様子は家族の励みになっている。

 そんなこてつの首の左に小さなしこりを発見したのは昨年6月のこと。まさかのリンパ腫だった。

 治療を始めたが、それは大きくなり、下あご、両方の耳の中、鼻の両脇、首の右へと転移していった。最初にできた左首の腫瘍は裂け、膿(うみ)が出る状態になった。

 治療の効果も見えず、あまりの進行の早さに、家族は気持ちが追いつけなかった。一方、こてつは前向きだった。しっかり食べ、目に力もある。つらいはずなのに生きようとしていたのだ。

 変化が起きたのは2カ月が過ぎた8月のこと。炎症が止まって傷口が癒え始め、腫瘍が消えていった。

 末期の状態からの、まさかの寛解。2度目の奇跡の訪れだった。

 現在のこてつはというと、下あごの腫瘍のせいで下の前歯が数本抜けたけれど、時々口から舌がちょろっとのぞき、とてもかわいい。

 首の左の傷痕も残っているし、再発だって怖い。でもこてつは今、元気に車椅子で散歩やドライブを楽しんでいる。

 甘えにも拍車がかかり、手がかかる。留守番はお利口にできるのに、一緒にいるときは抱っこをせがむのだ。抱っこが一番安心できるらしい。全てを預けてくるので、結構重いが、私の肩凝りは我慢、我慢。

 家族はみなこてつの奇跡の日々を応援している。どうか、これが一日でも長く続きますように。(愛媛県宇和島市/61歳/パート)

【原稿募集中!】
「犬ばか猫ばかペットばか」では、みなさまからの原稿をお待ちしております。
原稿は800文字程度で、ペットのお写真を添付のうえ、下記メールアドレスまでご送付下さい。
必ず名前、住所、年齢、職業、電話番号のご記入をお願い致します。
尚、掲載は本コーナー(外部配信含む)と「週刊朝日」の誌面となります。謝礼は6千円。
mypet@asahi.com
※著作権は本社に帰属します

※週刊朝日  2021年6月25日号

【おすすめ記事】【岩合光昭】こんな姿見たことない! 枯れ葉をやさしく抱えて立ち上がる猫


    前日のランキングへ

    ニュース設定