澤村拓一、1回完璧リリーフで勝利に貢献　レッドソックスは再び貯金15

● ロイヤルズ 1 − 7 レッドソックス ○
＜現地時間6月19日　カウフマン・スタジアム＞

　レッドソックスの澤村拓一投手（33）が19日（日本時間20日）、敵地でのロイヤルズ戦に救援登板。1回1奪三振無失点の完璧リリーフでチームの勝利に貢献した。

　澤村は5−1と4点リードの8回に3番手として登板。先頭の2番・サンタナを二ゴロに退けると、3番・ペレスに対してはカウント2−2後の97.4マイル（約157キロ）の直球を振らせ三振に仕留めた。最後は4番・ソレアを遊ゴロに退けロイヤルズの主軸を3者凡退斬り。1回15球、無安打無失点、1奪三振無四球の完璧リリーフで防御率を2.86とした。

　レッドソックスは1−1の同点で迎えた5回、9番・ダルベックの適時三塁打で勝ち越すと、その後も3番・マルティネスの14号2ランなどで一挙4得点。9回はダルベックの9号2ランでダメ押し点を加えた。投げては先発左腕のペレスが5回3安打1失点と好投し5勝目（4敗）。敵地で快勝し貯金は再び「15」となった。