キャサリン妃「子供をしっかりと育成していく社会のために」幼児期に関するセンターを設立

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2021年06月20日 16:11  Techinsight Japan

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キャサリン妃、幼児期に関する新たなプロフェクトを発表(画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2021年6月18日付Instagram「Ultimately, what shapes our childhood not only shapes us as adults, but also the society we want to form.」』のスクリーンショット)
幼児期に関する活動を行うキャサリン妃が、このほど新たなプロジェクトの始動を発表した。「ザ・ロイヤル・ファンデーション」に妃が設立した幼児期センターでは、研究・キャンペーン・コラボレーションを通じて幼児期に関する考え方や行動を変え、より幸福で健康的であり、子供をしっかりと育成していく社会を築いていくための活動を行うという。

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ケンブリッジ公爵夫妻のSNSが英時間18日に動画を投稿し、キャサリン妃がウィリアム王子と運営するチャリティ財団「ザ・ロイヤル・ファンデーション」に幼児期に関するセンター「The Royal Foundation Centre for Early Childhood」を設立したことを発表した。

妃はおよそ10年間にわたり、幼児期に関する活動を積極的に行っている。それらを通じて子供達が将来の人間性を形成するために、人生の最初の数年間がどれほど重要であるかを強調し理解してきた。

今回の動画では、キャサリン妃がセンターの活動目的や内容についてこのように説明している。

「他者と密接に連携して活動することで、なぜ人生の最初の5年間が将来の人生を左右するのかという認識を高めることがこのセンターの希望です。そしてより幸せで健康的であり、子供をしっかりと育成していく社会を作るための絶好の機会を受け入れるために、私達は社会的に何ができるのかということもです。」

「皆で協力して活動することで幼児期に対する考えを変え、何世代にもわたって人々の生活を変えていくことが私の願いです。なぜなら大きな変化は、小さなことから始まると心から信じているからです。」

ケンジントン宮殿の広報担当者は、「公爵夫人は、幼児期の科学(チャイルド・サイエンス)について学べば学ぶほど、脳の発達や社会科学、成人のメンタルヘルスに至るまで、それが気候変動に相当する社会的な問題であることに気付くという見解を示している」と伝えている。

妃が設立するセンターは、ケンジントン宮殿内にある「ザ・ロイヤル・ファンデーション」のオフィスが拠点となる。活動内容は主に研究、解決方法を見出すための協力、意識を高め行動を促すためのキャンペーン、という3つの分野に焦点があてられるという。

また10代の若者がいずれ親になった時の知識を備えるため、彼らが幼児期の脳発達に関する科学的知識を身につける方法を模索する活動も行う。センターではこういった活動や研究内容を紹介するほか、幼児期の重要性に焦点をあてるために専用ウェブサイトが開設された。



画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2021年6月18日付Instagram「Ultimately, what shapes our childhood not only shapes us as adults, but also the society we want to form.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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