「ポータブル電源」と「モバイルバッテリー」は何が違う? おすすめのモデル5選&選び方【最新版】

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2021年06月20日 20:52  All About

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写真ここ数年のアウトドアブームで、いつでもどこでも電源を使える「ポータブル電源」が注目を集めています。そこで、ポータブル電源の選び方とおすすめモデルを紹介しましょう。
ここ数年のアウトドアブームで、いつでもどこでも電源を使える「ポータブル電源」が注目を集めています。そこで、ポータブル電源の選び方とおすすめモデルを紹介しましょう。
ここ数年のアウトドアブームで、いつでもどこでも電源を使える「ポータブル電源」が注目を集めています。電源のない場所でも安心して家電を使えるため、冬には電気毛布などを使って暖かい環境で就寝できるなど、ライトなキャンプにかなり重宝するのは間違いなし。簡易テントを持って公園などに遊びに出かける場合でも、あるとかなり便利です。そこで、ポータブル電源の選び方とおすすめモデルを紹介しましょう。

ポータブル電源とは「AC/DC出力」に対応するモバイルバッテリーのこと

まずは、ポータブル電源とはどういうものかについて紹介しましょう。

「ポータブル電源とモバイルバッテリーって違うの?」と思われる方も多いかもしれませんが、バッテリーを内蔵し、さまざまな機器を充電(給電)できるという基本的な部分は同じです。

ただしいわゆるモバイルバッテリーはUSB端子や「Qi(チー)」などのワイヤレス充電に対応するのみで、家電製品に給電する「AC(交流)コンセント」や、車載機器に給電する「DC(直流)コンセント」は搭載していません。供給電流も少ないため、モバイル機器専用になっているのがモバイルバッテリーです。

一方のポータブル電源はモバイルバッテリーに比べて大幅に大容量のバッテリー内蔵しており、AC/DCコンセントを搭載しているのが大きな特徴です。複数のUSB端子も備えているほか、ワイヤレス充電にも対応するモデルもあります。さらに別売(市販)のソーラーパネルを接続して太陽光から充電する端子を備えるモデルもあります。

容量と定格出力、ポートの種類と数のバランスが重要

ポータブル電源を選ぶ上で最も重要なのが「容量」です。モバイルバッテリーの場合は「○× mAh(ミリアンペアアワー)」などと表示され、その目安として「iPhone ××の場合は何回充電できます」といった表現がなされていると思います。

ポータブル電源でもmAh表記の場合はありますが、基本的には「○× Wh(ワットアワー)」と表記されており、その数字が大きいほど大容量であることを示しています。ただし大容量モデルほど大きくて重くなり、価格も当然高くなりますので、自分の使い方に応じて最適な容量を選ぶ必要があります。

目安はなかなか難しいところですが、まず「1Wh」は消費電力 1W(ワット)の機器を1時間動かせるものだと理解してください。

例えば400Whのモデルの場合、昔ながらの扇風機(消費電力40W前後)なら約10時間、LEDランタン(同10W前後)なら約40時間、電気毛布(同60W前後)なら7時間弱使えるといった感じです。ソーラーパネルを組み合わせると、天気のいい日であればさらに長く使えるので、自分が何をどのように使いたいのかを考えて検討するといいでしょう。

定格出力というのは、同時に出力できる消費電力のことを表しています。定格出力が500Wなら、200Wの機器と300Wの機器を同時に使うなど、合わせて500Wまで出力できます。

例えば1000W以上のモデルなら、ドライヤーや電気ケトル、IHクッキングヒーターなど、消費電力の高い家電も使うことができます。ちなみに「瞬間最大出力」という表現がなされているモデルもありますが、こちらは起動時などに瞬間的に消費電力が高くなる場合に対応するというもので、継続的に出力できるわけではないので注意してください。

続いてチェックしたいのがポートの種類と数です。ACコンセント、DCコンセント、USB端子、ワイヤレス充電機能など、何に対応していて、それぞれどのくらいの端子数があるのかチェックしましょう。容量が少ない、もしくは定格出力が低いと端子数が多くてもあまり活用しきれませんが、何をどう充電したいのかに合わせて選ぶといいです。

これらのバランスを見た上で、「コスパ」を含めて選べば間違いないと思います。

おすすめポータブル電源5選を紹介!

では、コスパのいいおすすめのポータブル電源を5機種紹介しましょう。

■1. ポートが充実する高性能モデル アンカー「Anker PowerHouse II 800」
778Wh大容量バッテリーを内蔵し、定格出力500Wに対応するモデルです。AC出力×2、DC出力×2、USB-A出力×4、USB-C出力×2と、合計11の出力ポートを搭載。前面の液晶ディスプレイで本体の電池残量や充電可能な残り時間、本体が満充電になるまでの推定時間などの情報を確認できます。

付属のACアダプタと2つのUSB Type-Cポートからの同時本体充電に対応し、約5時間で満充電可能。市販のソーラーパネルからの充電にも対応しています。サイズは約300×185×204mmで、重さは約8.3kgです。

■2. かなりお手頃なエントリーモデル Jackery「ポータブル電源 240」
240Whのバッテリーを内蔵し、定格出力200Wに対応する小型のエントリーモデルです。AC出力×1、DC出力×1、USB-A出力×2を搭載しており、別売や市販のソーラーパネルからの充電にも対応しています。

液晶ディスプレイでバッテリー残量、各出力口の利用状況、電池残量などが一目で把握できます。サイズは230×133×167mmで、重さは約3.08kgと比較的軽量コンパクトなのも魅力です。

■3. おしゃれなデザインも魅力のエントリーモデル Smart Tap「PowerARQ mini 2」
307Whのバッテリーを内蔵し、定格出力300Wに対応するモデルです。AC出力×2、DC出力×1、USB-A出力×2、USB-C出力×1に加えて、Qi対応のワイヤレス充電機能、別売や市販のソーラーパネルから充電ができるDC入力端子、さらに約520ルーメンのLEDライト機能も備えています。

レトロなフォルムと3色のカラーバリエーションが選べるのが魅力といえます。サイズは縦177×横250×奥行き175mmで、重さは約4.7kgです。

■4. 防水・防じん規格で安心! LACITA「ENERBOX-SP」
容量は444Whなので大容量というほどでもありませんが、IP44の防水(防沫)・防じん規格に対応するモデルです。キャンプや釣りなど、水場が近い場所でも安心して使えるのが魅力で、最高湿度98%にも対応しています。

定格出力は400Wで、AC出力×3、DC出力×1、USB-A出力×3、市販のソーラーパネルから充電ができるDC入力端子も備えています。サイズは303×134×184mm、重さは約5kgです。

■5. 1000Whを超える大容量モデル! JVC「BN-RB10」
1002Whとかなりの大容量なだけでなく、定格出力1000W(最大出力2000W)に対応するため、かなり幅広い家電製品を使えるモデルです。価格はなかなかお高いですが、電気ケトルや小型IHクッキングヒーターなど、熱を使う家電製品を幅広く使いたい人には、やはり定格出力1000Wを実現したモデルは安心です。

AC出力×3、DC出力×1、USB-A出力×4、別売や市販のソーラーパネルから充電ができるDC入力端子も備えています。サイズは333×244×234mm、重さは約10.9kgです。
(文:安蔵 靖志(デジタル・家電ガイド))
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