オリックス首位浮上の“立役者”宮城に賛辞「的を絞れない」「度胸が良い」

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2021年06月21日 06:50  ベースボールキング

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8回無失点で7勝目を挙げたオリックス・宮城=楽天生命パーク
◆ 交流戦Vの勢いそのままに2522日ぶり首位

 オリックスは宮城大弥が8回無失点の好投を見せ、10年ぶりとなる8連勝。貯金を今季最多の「5」に増やし、楽天と並び、2014年以来となる首位に立った。

 宮城は5回まで散発3安打に楽天打線を封じると、打線が7回に奮起し3点を先制。8回にこの試合初めての四球を出すなどしてピンチを迎えたが、最後は鈴木大地を107キロのカーブでニゴロに仕留め無失点。宮城は8回(112球)を投げて5安打無失点、4三振1四球の快投で、ハーラートップタイの7勝目を掴んだ。

 宮城の投球について、20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の高木豊氏は「ファーストストライクをとるのも簡単ですし、打者にフルスイングさせない所に投げられるコントロールですよね。ボールが浮かない。ほとんど低めに制球されていて、あまりにも低いから捕手が立ち上がってボール球を要求するくらい低めに丁寧に来る。どの変化球でもストライクが取れるし、打者も的を絞れないですよね。緩急もつかえる。奥行きも使える。見事だったですよ」と、制球よくゲームメイクする姿を大絶賛。

 同番組にスタジオ出演した解説者の齊藤明雄氏は「球数も理想的ですし。三振をとったりするスライダーが目立ちますけど、右打者の内角にクロスファイヤーで入ってくるストレートも自信を持って投げられるピッチャー。高卒2年目なんですけど、マウンド度胸が良いですよ。バッターに向かっていくからこういうピッチングができるんじゃないか」と、19歳らしからぬマウンドさばきに賛辞を並べた。

 これで宮城はパ・リーグ新人王を争う楽天・早川隆久、同僚の山本由伸と並び12球団トップタイの7勝目。防御率2.06、奪三振77も山本に次ぐリーグ2位で、勝率.875(7勝1敗)は規定投球回到達者のなかで12球団単独トップ。オリックスの快進撃を牽引する19歳の勢いは、まだまだ止まりそうにない。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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  • ロッテはメジャー被れの吉井の指導で、大胆かつ度胸のある投手はいない。繊細な事(コントロール等)ばかり指導して投手を�Х�にしている。長所を伸ばせない吉井は必要ない。
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