「Fire HD 10エッセンシャルセット」でビデオ会議を試す

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2021年06月21日 13:42  ITmedia PC USER

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ITmedia PC USER

写真前モデルは短辺部にあったカメラ位置が長辺中央に変更され、よりPCライクに使えるようになった
前モデルは短辺部にあったカメラ位置が長辺中央に変更され、よりPCライクに使えるようになった

 新しい「Fire HD 10」と上位モデルの「Fire HD 10 Plus」には、サードパーティー製の専用キーボードとMicrosoft 365 Personal(オンラインコード/1年版)を組み合わせた「エッセンシャルセット」が用意された。



【その他の画像】



 前回はMicrosoft 365 Personalやキーボードについて触れたので、今回はエッセンシャルセットを使ってビデオ会議を試してみた。



・「Fire HD 10 エッセンシャルセット」の破壊力にしびれる



 Amazonの格安タブレットの最新モデル「第11世代Fire HD 10」では、Fireタブレットシリーズとして初めて画面分割表示に対応した。例えば、メッセンジャーアプリを立ち上げておきながら原稿をメモアプリで書く、SNSアプリを立ち上げておきながらWebブラウジングをする、Amazon Prime Videoで動画を見ながらテキストチャットをする、といったことが可能になった。



●新たに利用できるようになった画面分割機能



 画面分割に関する操作はショートカットキー(Fn+S)でも行えるが、ディスプレイにタッチする場合は次のように行う。



 複数のアプリをバックグラウンドで立ち上げた状態で、ナビゲーションバーのタスクボタンをタップする。



 起動中のアプリリストが表示されるので、優先的に表示したいアプリ(左側に表示されるアプリ)をスワイプして探す。続いて、アプリの上部にアプリアイコンがあるので、それをタップする。



 すると、「情報」「画面分割」と表示されるうち、画面分割をタップする。アプリアイコンの下、つまりアプリウインドウをタップしてしまうと、そのアプリのみが全画面表示されるので気をつけよう。



 1番目のアプリが左側に表示されたら、背後に表示されているものの中から2番目を選んでタップする。これはアプリアイコンでもアプリウインドウでもどちらでも問題ない。



 これでアプリが複数立ち上がった状態の画面分割が行える。



 なお、2つ目のアプリを入れ替えたいときは、ナビゲーションバーのタスクボタン(一時停止ボタンとして表示)をタップし、背後に表示されているアプリの中から任意のものを選ぼう。



 画面分割をやめてホーム画面に戻りたいときには、タスクボタンまたはホームボタンをタップした後に、左側のアプリのサイズ変更スライダーを左側へスワイプする。



 アプリ単体を全画面表示させたい場合は、画面分割された状態またはホーム画面が見える状態で、スライダーを右端近くまでスワイプする。



 残念ながら両画面で同時に動画再生はできない仕様のため、SNSアプリをスクロールして閲覧中に、動画入りのポストがあると、他方の画面で再生していた動画再生が一時停止してしまう。せめて自社アプリ(Prime Video)を優先的に再生するように選べるとよかったのにと思ってしまう。



●画面分割でビデオ会議が便利に



 どのアプリも画面分割に対応しているというわけではないが、少なくともMicrosoft TeamsとZoom、Skypeは画面分割での表示が可能だ。カメラの位置が前モデルではポートレートモードで上部中央だったのが、新型ではランドスケープモードでの上部中央に変更されたため、キーボードにセットすると、自然な形でビデオ会議が行える。これを使わない手はない。



 Zoomであれば、分割したウインドウ内にビデオ画面が収まるが、Teamsでは連絡先が左ウインドウに、ビデオ画面が右ウインドウに表示されてしまう。これでは会議しながらメモを取れない。



 このような場合は、右ウインドウに表示されている「←」をタップしよう。



 そうすると、ビデオ画面がピクチャー・イン・ピクチャーで表示され、隠れていた2番目のアプリが使えるようになる。



 ビデオ画面は任意の場所に移動できるので、じゃまにならない場所に置こう。再度、右ウインドウ全体に表示したい場合は、ビデオ画面タップで表示される各辺に切れ目の入った□マークをタップすればよい。



 なお、画面分割中、またピクチャー・イン・ピクチャーでの表示中でも、画面共有は有効だった。ただ、ピクチャー・イン・ピクチャーでは共有された画面の表示が小さすぎるので、そのときばかりはメモすることをあきらめて、右ウインドウ全体に表示するのが現実的だ。



 フロントカメラの画素数は従来と同じ200万画素だが、若干レンズが明るくなった。そのため、通話相手により自然な印象を与えられるだろう。



 端末そのものがバージョンアップしたおかげで、仕事端末としても実用的になってきたFire HD 10 エッセンシャルセット。Officeアプリを使いたい人、ちょっと雑に扱える新しい端末を手に入れたい人、PCとは別に手軽にビデオ会議を行いたい人にとっても、買っておいて損はないセットといえるだろう。


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