ローソン社長・竹増貞信「ゴルフの全米女子オープン、日本人2人の快挙に感激」

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2021年06月21日 16:00  AERA dot.

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写真竹増貞信/2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長
竹増貞信/2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長
「コンビニ百里の道をゆく」は、51歳のローソン社長、竹増貞信さんの連載です。経営者のあり方やコンビニの今後について模索する日々をつづります。

【写真】ゴルフの全米女子オープンで優勝した笹生優花選手

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 圧巻でした。ゴルフの全米女子オープンでメジャー初優勝を飾った笹生優花選手(当時19)と、プレーオフを戦った畑岡奈紗選手(22)。大会史上、初めて日本人が頂点に立ったことも日本人2人がプレーオフを戦った事実も「素晴らしい!」の一言に尽きます。

 驚いたのは、その鍛え上げた身体能力とぶれない精神力です。とくに笹生さんは、ゴルフを始めたという8歳の頃からどれだけの鍛錬を積んできたのか。わき目もふらず、全身全霊で努力してきたことが見るからに伝わってきます。

 また全米オープンという「アウェー」にもかかわらず、2人とも表情ひとつ変えず、淡々とプレーしていた。ゴルフはメンタルなスポーツ。その精神力は、大学時代に(一応)ゴルフ部だった私から見ると信じられません。

 2019年「AIG全英女子オープン」を制した渋野日向子選手(当時20)に続いてまた、とんでもない選手たちが出てきたなという印象です。ただ、これは急に生まれた現象ではなく、笹生さんも憧れていたという宮里藍さんの功績も大きいでしょう。「藍ちゃんみたいになりたい」という子どもたちが、いま20歳前後になり、世界中で活躍し始めたなと感じています。

 SNSの発達や、情報環境の変化の影響もあると思います。日本人女子で初めてメジャーを制したのは1977年「全米女子プロ」の樋口久子さんですが、当時7歳の私に「樋口選手が勝った」という情報は伝わってきませんでした(笑)。その後、岡本綾子さんの活躍があり、小林浩美さんが続き、藍さんがいて。男子でも松山英樹選手がマスターズで優勝した。彼らの活躍している姿を見た少年少女たちが5年後10年後に、世界のツアーを席巻するようなことも起きるかもしれない。そんな夢を抱かせてくれる、2人の歴史的な活躍でした。本当におめでとうございます!

竹増貞信(たけます・さだのぶ)/1969年、大阪府生まれ。大阪大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長

※AERA 2021年6月28日号

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