老舗ジェラートショップ「ジョリッティ」が日本上陸、創業当時から続く伝統のレシピ

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2021年06月22日 22:52  Fashionsnap.com

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(左から)ミックスベリー、コーヒー Image by: FASHIONSNAP
ローマ発祥のジェラートブランド「ジョリッティ(Giolitti)」が、6月25日に日本1号店をオープンすることを記念し、イタリア大使館でメディア向け発表会を開催した。店舗のオープンに先駆けて、厳選した素材を用いたジェラートとピュアチョコレートでコーティングしたスティックタイプのジェラート「GIOSTECCO CHOCOLATE」などが振る舞われた。

 ジョリッティは1900年にジュゼッペ・ジョリッティが創業したローマの老舗ジェラート店。イタリア王室御用達のブランドで、映画「ローマの休日」の劇中で女優 オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)が演じるアン王女がスペイン広場の階段で食したジェラートとして知られている。日本1号店はルミネエスト新宿の地下1階に出店。繊細なジェラートのクオリティを保つため、特注の冷蔵機械を導入する。また、イラストレーターのYUNOSUKEとコラボレーションし、店内の随所に本国のオーナー ジョリッティ氏やアン女王のイラストを取り入れた。最大7人までのイートインスペースには座席を設けず、原則テイクアウトのみで営業する。日本での独占ライセンス契約を締結したP-UP Worldは今後、日本2号店の出店を計画しているという。

 ジェラートは創業当時から続く伝統のレシピで作られ、本国で人気のバニラやピスタチオ、ヘーゼルナッツといったプレミアムフレーバー3種に加えて、ミルクやマンゴー、レモン、ココナッツ、ブルーベリー、スイカ、パイナップル、ミックスベリー、ミルクチョコレート、ピーチ、ダークチョコレート、コーヒー、メロン、ライス、ティラミスといったフレーバー15種を用意。ピスタチオはシチリア島産のものを100%使用しており、日本のジョリッティでパティシエを務めるフランチェスコ・タリアラテーラ氏は「ジョリッティのピスタチオフレーバーはグリーンカラーではないが、これが本来の素材の色。ぜひ味わって欲しいです」とコメントした。

 ジェラートは1〜3種類のフレーバーを選ぶことができ、価格はコーンが715円〜935円、カップが660円〜880円。プレミアムフレーバーは、選択したフレーバー数に応じて99〜165円加算される。このほか、スティックタイプのジェラート「GIOSTECCO CHOCOLATE」(ミニ374円〜、レギュラー671円〜)やアイスクッキー「GIOTTO」(682円/いずれも税込)などをラインナップする。

 プレス発表会にはタリアラテーラ氏のほか、P-UP Worldの中込正典代表取締役社長、イタリア駐日大使 ジョルジョ・スタラーチェ氏らが出席。スタラーチェ駐日大使は「ジョリッティが日本やアジアでのアイスクリーム文化の多大なる発展に貢献できるのではないかと期待しています。アイスクリームの概念が覆されるジョリッティのジェラートを是非味わってみて欲しい」と話した。このほか、発表会には「千の風になって」で知られる歌手の秋川雅史や、オペラ歌手の藤井泰子らがゲストとして訪れた。


■ジョリッティオープン日:2021年6月25日(金)住所:東京都新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト新宿 地下1階営業時間:11:00〜21:00席数:立食のみ(※最大7名まで)、原則テイクアウトでの提供公式インスタグラム
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