巨人・山口俊に復帰後初勝利の権利 古巣相手に5回まで4安打1失点

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2021年06月23日 19:30  ベースボールキング

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23日、DeNA戦で今季初先発している巨人・山口俊
巨人 − DeNA
<10回戦・富山>

 アメリカ球界挑戦を経て巨人に復帰した山口俊投手(33)が23日、富山で行われているDeNA戦にて今季初登板初先発。慣れ親しんだ小林誠司とのバッテリーで5回まで84球を投げ4安打1失点、無四球3三振の内容で、2019年9月20日・DeNA戦(横浜)以来となる勝利投手の権利を手にした。

 山口は初回、一死無走者から2番・柴田竜拓に真ん中に入ったストレートを弾き返され1号ソロを被弾。いきなり先制点を奪われる立ち上がりとなったが、2回と4回は三者凡退に片付けるなど、ストレートとフォーク、スライダーも交えてゲームメイク。3−1の2点リードで勝利投手の権利がかかる5回は、一死から8番・大和に中前打で出塁され得点圏まで進まれたものの、最後は1番・桑原を三直に打ち取りゼロで切り抜けた。

 山口は柳ヶ浦高から2005年の高校生ドラフト1位で横浜(現DeNA)に入団し、2016年オフにFA権を行使して巨人へ移籍。2019年にキャリアハイの15勝を挙げて投手タイトル3冠に輝き、同年オフに球団史上初のポスティング移籍でアメリカ球界に挑戦。今年6月10日に巨人より契約合意が発表されていた。

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