巨人・山口俊が復帰戦で6回途中1失点 満塁ピンチで降板も大江が火消し

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2021年06月23日 20:02  ベースボールキング

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ベースボールキング

23日、DeNA戦で今季初先発した巨人・山口俊
巨人 − DeNA
<10回戦・富山>

 アメリカ球界挑戦を経て巨人に復帰した山口俊投手(33)が23日、富山で行われたDeNA戦にて今季初登板初先発。慣れ親しんだ小林誠司とのバッテリーで5回2/3(101球)を投げ5安打1失点、2四球5三振と力投。“ぶっつけ本番”だった実戦復帰登板で、2019年9月20日・DeNA戦(横浜)以来となる勝利投手の権利を手にした。

 山口は初回、一死無走者から2番・柴田竜拓に真ん中に入ったストレートを弾き返され1号ソロを被弾。いきなり先制点を奪われる立ち上がりとなったが、2回と4回は三者凡退に片付けるなど、ストレートとフォーク、スライダーも交えてゲームメイク。3−1の2点リードで勝利投手の権利がかかる5回は、一死から8番・大和に中前打で出塁され得点圏まで進まれたものの、1番・桑原を三直に打ち取りゼロで切り抜けた。

 しかし、80球を超えて続投した2点リードの6回、一死から3番・佐野恵太に安打を許すと、疲労の影響からか制球を乱して2者連続四球。牧秀悟を三ゴロに打ち取り、二死満塁で代打・楠本泰史が告げられたところで降板となった。

 それでも、後を受けた変則左腕の大江竜聖が代打の代打・ソトを空三振に仕留める好救援。スコア3−1で2点リードのまま6回表を乗り切った。

 打線は1点を追う2回に坂本勇人の適時打で試合を振り出しに戻し、打撃好調の3番・丸佳浩が3回に勝ち越し2ラン、6回裏に8号ソロと1試合2発の好援護。復帰戦で力投を見せた山口の今季初勝利を後押ししている。

このニュースに関するつぶやき

  • メジャーリーグでダメだったら、早く見切りをつけて、日本球界復帰も大事ですね。
    • イイネ!3
    • コメント 2件

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