切なすぎるお菓子「みすてないで」に同情集まる 商品名の由来を聞くと...ダブルミーニングだった

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2021年06月23日 21:10  Jタウンネット

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写真切なすぎるお菓子「みすてないで」に同情集まる 商品名の由来を聞くと...ダブルミーニングだった
切なすぎるお菓子「みすてないで」に同情集まる 商品名の由来を聞くと...ダブルミーニングだった

「天使のはね」というお菓子をご存じだろうか。

沖縄県の伝統的なお菓子である塩せんべいのメーカー・丸吉塩せんべい(沖縄県那覇市)が販売する商品で、2019年には「洗濯したティッシュみたい」とツイッターで注目を集めた。

そして、21年6月。「天使のはね」に、「なれなかったお菓子」を発見したという投稿が、ツイッターで話題になっている。

なれなかった、とはどういうことなのだろうか。気になる実物の画像が、こちらだ。

これほど切ない名前のお菓子も珍しい......(画像は丸吉塩せんべいより提供)
これほど切ない名前のお菓子も珍しい......(画像は丸吉塩せんべいより提供)

袋の中に入った、白いせんべいのようなお菓子。それだけなら特におかしな点はないのだが、問題はその商品名。

「みすてないで」......なんだかとても哀愁を感じるネーミングだ。しかもその下には、

「せんべいになれなかったよ!」
「はねになれなかったよ!」
「でもおいしいよ!」

と書かれている。せんべいにもはねにもなれなかったが、それでも美味しいから食べてほしい......そんな切実な思いが伝わってくるようで涙を誘う。一体、なにがあったのだろうか。

人気が出すぎても困っちゃうかも?

切なすぎる「みすてないで」に対し、ツイッター上では、

「こんなん見つけたらほっとけないよぅ」
「ある意味直球やな」
「たぶん見かけたら絶対買っちゃうヤツだな...こういうの弱いん...」
「堕天べい」

といった声が寄せられている。

Jタウンネット記者は23日、「みすてないで」について丸吉塩せんべいに話を聞いた。

取材に応じた同社代表の新田民子さんは「みすてないで」は、「天使のはね」を作る際に余った部分を商品化したものだと説明する。

「まず、塩せんべいというのは丸い型に生地を流し込んでプレスして作りますが、その際に型からはみ出た『はね』の部分を商品化したのが『天使のはね』です」(新田さん)
これが「天使のはね」(「洗濯したティッシュそっくり? 見た目がヤバい沖縄の謎菓子『天使のはね』食べてみた」より)
これが「天使のはね」(「洗濯したティッシュそっくり? 見た目がヤバい沖縄の謎菓子『天使のはね』食べてみた」より)
「こちら(「天使のはね」)は2006年ごろから販売しているロングセラー商品なのですが、これを作るために『はね』の方を量産した結果、型の方に残る『身(み)』の部分が余るようになってしまいました。
その『身』の部分をなんとか有効活用できないかと考え、今年の4月ごろからこの『身』を『みすてないで』として発売しました」(新田さん)

なお、商品名の由来は、そのまま「見捨てないで欲しい」という意味と、「身」を捨てないでほしいという意味を込めて名付けたそうだ。

うめ味バージョンもある
うめ味バージョンもある

ツイッターでの反響について、新田さんは、

「うちのお店でも『むしろこれしか買わない!』というお客さんもいるほどで、予想外な人気に驚いています。『おいしいから買っている』という人が多くて、嬉しいです。
ただ、このまま『みすてないで』が人気になっていくと、逆に『天使のはね』が売れなくなってしまうのでは、という悩みもありますね」

とコメント。「天使のはね」と「みすてないで」の関係は複雑なようだ。

なお、21年4月から発売したこの「みすてないで」だが、あまり需要が増えても生産が追い付かない、今後どのように売り出していくかをまだ検討中、といった諸般の理由から、6月現在では大手スーパーなどには置かず、丸吉塩せんべいが直営するいくつかの小さな店舗での販売に留めているという。

このニュースに関するつぶやき

  • 味が変わらないなら安くて量が多いものを買いたい人が多いのは当然ですね。
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  • 天使の羽ってランドセルなら知ってる
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