父の日カードで「パートナーが浮気」と思い込んでしまった女性 パソコンや携帯を叩き壊す(英)

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2021年06月24日 05:11  Techinsight Japan

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大暴れした女性と“浮気”の濡れ衣を着せられたパートナー(画像は『Metro 2021年6月21日付「Mum smashed dad’s laptop, phone and TV after Funky Pigeon messed up Father’s Day order」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット)
父の日に22歳の娘は離れて住む父親にメッセージカードを用意して実家に送った。娘からメッセージを受け取り幸せな気持ちに包まれるはずの父親だったが、会社側のミスで他人のカードが届くというトラブルが起きた。このトラブルが不幸を呼び、赤ちゃんの写真が載ったそのカードを同居する女性が見たことでパートナーと浮気相手の間にできた子どもの写真と勘違いし、怒りに任せてパートナーのパソコンや携帯を叩き壊してしまったのだ。誤解は解けたものの犠牲になったパソコンなどが元に戻ることはなく、現在は会社側に責任を追及している。『Metro』などが伝えた。

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英ロンドン南東部ベクスリーヒース在住の6児の父親であるダレン・ウィルソンさん(Darren Wilson、52)は、娘のダーシーさん(Darcy、22)から父の日のメッセージカードが届くことを知って心待ちにしていた。

ダーシーさんは記念日のカードやギフトを作成する会社「ファンキー・ピジョン(Funky Pigeon)」が提供するサービスを利用し、好きなカードデザインに宛先やメッセージ、写真などを入力して特製のカードを作り上げた。

父ダレンさんとの思い出の写真を選び、感謝のメッセージを添えたはずだったが、ダレンさん宅に届いたカードには「初めての父の日おめでとう! サマー=ラエより」と別人からのメッセージがあり、そこには可愛らしい赤ちゃんの写真が大きく印刷されていた。

さらにパンフレット状になっていたカードを開くと、中には生まれたばかりのサマー=ラエちゃんと思われる写真があり「私のパパになって初めての父の日おめでとう! パパを見た瞬間に、最高の父親がいると確信したよ。今日が最高の日になりますように! パパとハグをすると、愛されていると感じて本当に大好きだよ。私からもハグとキスを送ります」と赤ちゃんからのメッセージであるかのように綴られていた。

実はこのカード、全く別の人物に届くはずだったもので、ファンキー・ピジョンが間違えて送ってしまったことが判明したのだ。宛先はダレンさんの住所と名前が書かれていたが、カードの中身が別の物と入れ替わってしまったという。

このカードが届いた当時、ダレンさんは仕事で外にいたため、パートナーであるケリーさん(Kerry、44)がカードを受け取ってしまった。

そんな間違いが起きているとは知らないケリーさんは、「カードにある“Pops”という文字に、これはダレンに宛てたものだと確信しましたよ。だって子ども達はダレンを“Pops”と呼んでいて、ダレンも自身の父親のことを同じように呼んでいたから」と発見当時の心境を明かした。

英語圏では父親のことを親しみを込めて“Pops”と呼ぶ人がおり、ダレンさんの家系では代々父親を呼ぶときの愛称として“Pops”を使っていたという。

さらにダレンさんは、「15年くらい前までやんちゃをしていた時期があって、ケリーは私の行動に疑心暗鬼になっているところがあるんです」と過去の問題を明かした。

これらの事実からこのカードは浮気相手から送られてきたもので、写真に写った幼い赤ちゃんはダレンさんと浮気相手の間にできた子どもとケリーさんは勘違いしてしまったのだ。

「私はただ怒りと涙でいっぱいでしたね。以前にも浮気問題があったので『またなの!?』と思いましたし、写真の赤ちゃんを見て最近のことに間違いないと思いましたよ。」
「ダレンの職場にも電話をしたけど、繋がらなかったんです。オフィスまで行こうかとも考えたけど、さすがに友人に止められました。」


怒りに満ちたケリーさんはダレンさんが自宅で使用している携帯電話で浮気の証拠を確認しようとしたが、ロックを解除できなかったという。そして怒りに任せてハンマーを握ると携帯やノートパソコン、テレビなど近くにあったものを次々と破壊してしまった。

過去のダレンさんの行いもあり、なかなか怒りがおさまらなかったケリーさんだが、ファンキー・ピジョンから届いた謝罪のメールを見てようやく誤解が解けたそうだ。

ケリーさんは「こんな誤解をしてしまって、本当に恥ずかしいですよ。今はすっかり仲直りしました」と話しているが、当のダレンさんは父の日に最悪な誤解を招く原因となったファンキー・ピジョンに不満を抱いている。

「会社側にとっては単純なミスかもしれないが、私にとっては命に関わるほどの問題ですよ。会社が適切に仕事を行わなかったために、私は携帯やノートパソコン、テレビを失ってしまいました。この件については責任を取ってもらう必要があると考えていますよ。」

そんなダレンさんの主張に、ファンキー・ピジョンは「お客様にとって父の日がいかに重要な日であるかを理解しており、最善を尽くしています。お詫びとしてカードを再発行して全額返金するとともに、人気ギフトの中からプレゼントをご用意させていただきました」とコメントした。

しかしカードの価格は2.29ポンド(約355円)で、ギフトは高い物で38ポンド(約5900円)だったそうである。

画像は『Metro 2021年6月21日付「Mum smashed dad’s laptop, phone and TV after Funky Pigeon messed up Father’s Day order」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

このニュースに関するつぶやき

  • 壁]_・)いや、気が短いせいだと思う。物に当たる癖があるのか、たまたま、虫の居所が悪かったのかはしらないが
    • イイネ!3
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