堀ちえみ、絵本『10のことば』朗読への思い語る 「言葉の大切さを痛感しました」

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2021年06月24日 07:10  しらべぇ

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(©ニュースサイトしらべぇ)

歌手・堀ちえみが朗読に挑戦した絵本『10のことば』(扶桑社)が、きょう24日に発売となった。

■あたりまえの挨拶を心を込めて

堀は2019年にステージ4の舌がんを患い、舌の6割を切除。太ももの一部を移植する手術を受けた。

堀の家族が、「発語のリハビリ用の絵本を」と旧知の絵本作家・まえをけいこ。さんに制作を依頼。まえをさんは、「ちえみさんがやっと取り戻した言葉なら、あたりまえの挨拶もどんなに心を込めて紡がれているだろうか」と想像しながら同書を編み上げたという。

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■温かな声で絵本の世界を表現

同書では、「おはよう」「いただきます」「ごめんね」「ありがとう」といった挨拶を通じ、ありふれた一日を営めることの尊さ、病を経験して気付いた、この世界のかけがえのない美しさが、やさしい言葉と花々の絵で描かれている。

付録として、堀自身が朗読した音源を収録。心を込め、温かな声で、絵本の世界と生かされていることへの感謝を表現している。なお、音源は2次元コードをスマートフォンで読み取る形で再生できる。

■言葉を失いかけて…

絵本の発売に際し、堀のコメントが到着している。

堀:舌がんを患った私は、医療スタッフにより悪性腫瘍を取り除いていただき、大変な手術を乗り越えることができました。そのおかげで今は、普通の生活を送り、日々感謝の気持ちで人生を歩んでいます。

ところが術後の私の舌は、6割以上が、太腿を切除してあてがわれた皮膚の一部ということもあり、上手く話すことができません。現在もまだリハビリ中です。言葉を失いかけて、「言葉の大切さ」を痛感しました。人は言葉によって励まされ、気持ちよく感じ、やさしくなれる。

■生きていることへの感謝

堀:私の手術の成功を祈り、そのあとのリハビリの期間も、多くの励ましの言葉をたくさんの皆様からいただきました。そしてやっと私は、自分の話し方は恥じるべきものではない、という自信を持つことができたのです。くじけそうになっても、ひたすら前を向いて歩くことができました。

そんな私の気持ちを忠実に表現してくださる方は、まえをけいこ。さんしかいないと、以前から存じ上げていた彼女に託したのです。彼女のやさしさあふれるいっぱいの言葉。つたない発語ですが、心をこめて朗読させていただきました。生きていることへの感謝の気持ちで。

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(文/しらべぇ編集部・けろこ

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