“自称”ではない”ガチ”のサバサバ系 職業女優・波瑠が長年支持されるワケ

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2021年06月24日 11:30  AERA dot.

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写真女優の波瑠(C)朝日新聞社
女優の波瑠(C)朝日新聞社
 6月21日よりスタートしたドラマ「ナイト・ドクター」(フジテレビ系)で主演を務める女優の波瑠(30)。夜間救急専門のチーム「ナイト・ドクター」たちの活躍を描いた医療ドラマで、波瑠は主人公の女医・朝倉美月を演じる。

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 波瑠といえば、2015年度下半期放送のNHK連続テレビ小説「あさが来た」で主人公を演じ、一気にその名がお茶の間に浸透。2016年に「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」(フジテレビ系)で民放の連続ドラマ初主演を務めると、その後はまさに順風満帆。「あなたのことはそれほど」(TBS系、2017年)、「未解決の女 警視庁文書捜査官」(テレビ朝日、2018年)、「G線上のあなたと私」(TBS系、2019年)、「#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜」(日本テレビ系、2020年)など、毎年地上波で主演ドラマが放送されているのだ。

「確かな演技力はもちろん、サバサバした性格で知られ、気取らない姿には同性からの好感度も高い。最近もバラエティー番組で、『鼻いじったってめっちゃ言われます』と、整形を疑われていることを自ら明かしていました。もともと鼻の穴が大きく、子どもの頃に母親や姉から『500円玉が入りそうだな』と言われていたという波瑠。そこで、自分で鼻をつまんだり引っ張ったりしていたら形が変わったそうです。また、先日放送されたバラエティー番組では小学校の頃にイジめられていたことを告白。とにかく学校がイヤで、学校に行かない理由としてオーディションを受たりして、中学1年で事務所に入ったそうです」(テレビ情報誌の編集者)

 第一線を走り続ける女優にしては、なかなかのぶっちゃけトーク。だが最近では、何でもぶっちゃけて話題を集めようとする“自称サバサバ系タレント”が存在するのも事実。波瑠の場合は、そうした“あざとさ”がないところも魅力のひとつとなっている。

「例えば、女性が男性っぽい趣味を持っていることでサバサバした印象は増しますが、波瑠もゲームという趣味があるそうです。ただ、自称サバサバ女子と違うのは、そこを必要以上にアピールしないところ。昨年行われた、声を担当したゲームソフトの完成発表会では『ゲームは日課』『ゲーム友だちがいっぱいいる』とゲーム好きであることを話してましたが、一方、今までゲームの仕事はほとんどしてこなかったそうで、『ゲームは世界観があるので、それを壊してしまわないか不安だった』と、声の仕事のオファーを受けた時の気持ちを素直に話していました」(同)

 意図的にゲーム好きをアピールすれば、男性からの人気はより集まりそうだが、そこに足を踏み込まないのはかっこいい。以前、「土曜スタジオパーク」(NHK総合、2020年5月16日放送)で、ドラマで共演した井浦新が波瑠の印象について「いつもとにかく凛とされていて、どんな時でもすがすがしい」と話していた。共演者も感じるそのたたずまいは、サバサバぶりを演出していては出せない雰囲気だろう。

■敵をつくるタイプと自らを分析

 続けて、「人に好かれようとこびを売るようなことはしない芯の強さもある」と言うのは女性週刊誌の芸能担当記者だ。

「自身について『結構、敵をつくるタイプ』とインタビューで話していたこともあります。自分の中にある、『許せない軸』に触れると、『それは違う』と言ってしまうそうです。それで友達を減らしてしまった場合、『もっとうまく振る舞えるのではないか』と考えることもあるそうですが、『自分が守りたいものを守れるのならそれでいいのかな』とも思っているとか。そんなところを見ると人によって態度を変えなさそうですし、ある意味、頭が固いともいえる不器用さがある。それでいて演技力も確か。職人的な女優といった感じで、そこが視聴者の琴線に触れ、応援したくなるのだと思います」

 波瑠にインタビュー経験のあるドラマウオッチャーの中村裕一氏は、そんな彼女の魅力をこう分析する。

「取材の受け答えも非常に丁寧で、しっかり自分の価値観を持っている印象を受けました。透明感の中に潜む芯の強さ、芸能の世界に身を置きながらも決して浮つかない、地に足のついたバランス感覚が人気の理由の一つであることは間違いないでしょう。個人的にはラブコメよりもシリアス系の作品のほうがより合っていると思いますが、これから先、どんな引き出しを開けてくれるかも、とても楽しみです。よく『芝居に正解はない』という通り、表現は実に多様で悩み出したらキリがありませんが、一人の人間として彼女の中の軸がブレない限り、女優として今後も安泰ではないでしょうか」

 今までさまざまな役柄を演じてきた波瑠だが、どの作品も違和感なくスッと役にハマる印象がある。華やかさよりも内にある力強さで、今後も引っ張りだこになりそうだ。(丸山ひろし)

このニュースに関するつぶやき

  • 12年前にタッキーのドラマに出演してて知りました!今では連ドラで主演やってんだもんな☆
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  • 確かに芯がしっかりしている役もブレブレな役もそつなくこなしている。外さない女優さん
    • イイネ!13
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