「僕のiPadがなくなった」呆然とする大統領 その寂しげな様子がバズる(南ア)<動画あり>

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2021年06月25日 06:11  Techinsight Japan

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呆然とする大統領を楽曲にしたミュージシャンも(画像は『David Scott 2021年6月23日付Twitter「Cyril Ramaphosa - iPad」』のスクリーンショット)
南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領が、このほど会議のためにケープタウンを訪れた。その後、記者会見を始めようとした大統領だったが会見で使用するiPadが手元にないことに気づき、マスク越しでも驚いている様子が生放送でお茶の間に届いてしまった。『IOL』などが伝えている。

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6月22日午後、南アフリカ共和国のラマポーザ大統領は政府出資の会社「Transnet」の独立子会社として国家港湾局の設立決定を発表するため、ケープタウン港を訪れていた。そのことを記者会見で発表するために登壇した大統領だったが、不測の事態に固まってしまった。

「iPadを手に持っていたんだ。だけどなくなっちゃって。多分なくしたんだと思う。」

目を見開いて呆然とした表情でゆっくりと話す大統領に、会見場にいたメディア関係者からも笑いが起こっている。

「他の人に預けるから問題になるんだ。いつも自分で管理することがベストなんだ」と自分に言い聞かせるように話す大統領のあまりにも真剣な表情に緊張感が増してくるが、側近が耳元で何か説明すると「座っていいですか」と聞いて大統領は着席した。しばらくして側近がiPadを持ってくると、記者会見は無事に始まった。

記者会見で起こったこの状況はニュースになり、多くの国民が注目して瞬く間にソーシャルメディアでいじられた。

「みんな、大統領のiPadを探してあげて」
「いつも盗まれている私たちの気持ちがわかったでしょう」
「大統領ですら窃盗の被害者になる国」
「警備はどうなっているんだ」

さらに南アフリカのミュージシャン「The Kiffness」が大統領の発言をループして作った曲が投稿されるなど、大統領のiPad事件は注目の的となった。

その後、大統領府の公式SNSでは「国民の皆様ありがとう。iPadはなくなったのでも盗まれたのでもありません。記者会見前にiPadが届けられるまで、大統領が軽い気持ちでコメントしただけです」と、すべてが大統領のジョークであると異例の投稿をしている。



画像は『David Scott 2021年6月23日付Twitter「Cyril Ramaphosa - iPad」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

このニュースに関するつぶやき

  • iPadを隠すという「いじめ」では? 大統領は天然ボケで、自身がなくしたと思って、あぜんとして疑うことなく発言。あわてた側近たちが登場・・とかいう物語を考えてみました。
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