人気YouTuber“自粛破りの大パーティ”も「反省ゼロの煽り動画」アップで大炎上のウラ

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2021年06月25日 14:10  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

自身のYouTubeチャンネルに謝罪動画をアップした『ヘラへラ三銃士』

 緊急事態宣言下の6月18日、YouTuber31人が集まり「自粛破りの大パーティー」「深夜3時まで泥酔カラオケ」と『文春オンライン』が報じた。

 人気YouTuber・あやなんの誕生日会だったというが、“路上喫煙”や“立ちション”といった様子まで写真に収められた。今回は飲み会といったことに留まらず、マナーや振る舞いについても問題視されることに。

「あやなんさんは大人気YouTuberの『東海オンエア』のしばゆーさんと夫婦で2児の母。子どもから大人までさまざまな世代が視聴するYouTubeだけあって、ネットニュースのコメント欄には“教育上よくない”、“彼らを持ち上げるのはいかがなものか”といった声が多数寄せられました。

謝罪で炎上したのは……

 飲み会の参加者には『水溜りボンド』のトミーさんの姿もありましたが、同グループは今回の東京五輪で『コカ・コーラ』のアンバサダーにも就任しています」(ウェブメディア編集者)

 報道が大きく取り上げられた後は、人気YouTuberらは次々と自身のチャンネルで謝罪動画をアップしたり、SNSで反省の言葉を発信するなど、それぞれの対応をみせた。

 最大手YouTuber事務所の『UUUM』は『水溜りボンド』のトミー、アバンティーズ・そらちぃ、ツリメらがパーティーに参加していたことについて、「当社専属クリエイターの行動に関するお詫びとご報告」という体裁の謝罪文を掲載。

医療関係者をはじめとした多くの皆さまが新型コロナの収束に向け努力してくださっている中、また、全国の皆さまが感染防止のために努力されている中で、クリエイターの行いに心を傷めた方々や、ご不快に感じられた方々がいらっしゃることと存じます。このたびの当社クリエイターの行動につきまして、深くお詫び申しあげます(原文ママ)

 面々が素早く誠意をみせるなか、それとは真逆に“大炎上”しているのが、当日の参加者であり『ヘラヘラ三銃士』メンバーのさおりん。

 整形する過程を赤裸々に公開したりといった、韓国系のネタを中心に活躍する女性3人組YouTuberだが、そんなさおりんがソロで出演した動画のタイトルは『謝罪。この度は申し訳ございませんでした。』というもの。

 しかし、その実はというと……。

謝罪はYouTuberの生業か

「熱愛発覚で丸坊主にしたAKB48の峯岸みなみさんを彷彿させるようなサムネイルで、動画をクリックすると、マイクスタンドの前で“炎上系YouTuber”のコレコレさんの楽曲『炎上パンチ』をカバーして歌うという内容でした。

 歌詞には“スーツでも着て謝罪しとけ”“文春砲待ったなし”といった歌詞も出てきて、『文春』の記事に掲載された自らの写真も載せるといった演出も。謝罪というよりは、むしろ“煽り動画”だというように捉えられ、非難の声が多く寄せられました」(広告業界関係者)

《なんかめっちゃ残念です。いい年した大人なのに謝罪できないなんてこういう大人にならないようにい生きて行きます! 今までありがとうございました!》

《良くないことをしておいて、謝罪の一言もできないところ悲しいわ。普通に理解できいないし、引くわ》

 チャンネル登録者数も減少する結果となってしまったという。なぜこのようなピントのズレた動画をアップすることになってしまったのか。YouTuber事務所の関係者いわく、

彼女たちがフリーで活動しているというのが大きいと思われます。しっかりとした事務所の場合、何か起こった際は“まず相談”、そして対策を練るというのが基本です。所属しているYouTuber間の横の繋がりもあり連携もとれる。

 『ヘラヘラ』さんのように個人でチャンネルを運営している場合、当然ですが、すべて自分たちで対応しなくてはならない。第三者視点がないことのマズさ、そして何よりほかのパーティ参加者と歩調が合わなかったことも大炎上のきっかけでしょう」

 そして、YouTuberが持つ“性質”も関係していると述べる。

彼らの間では不祥事を起こしたら“スーツで謝罪”といった定型パターンがありますが、こういった文化が生まれる背景には、“自分たちの生き様”それ自体を売りものにしているというところがあります。

 人生をさらけだすことで、その人間それ自体を好きになってもらうことが、“息の長い”固定ファンを獲得する一番の近道。なので、彼らにとって不祥事も“決してスルーしてやりすごす”ことはできないのです。もちろん、そういった動画の再生数が大事な収入源になるというのも前提ですが」(同前)

 即対応が求められる謝罪。初手の対応がどれだけ状況を左右することか、彼女たちも身にしみたことだろう──。

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