お爺さんワンコ14歳、子猫に乳を吸われる　新しい家族にされるがまま優しく身をゆだねる

子猫に乳を吸われるお爺さんワンコがTwitterに投稿され、その光景が優しくて心温まると反響を呼んでいる。

人間にすると70代後半のお爺さんであるミニチュアダックスフントのエディくんは早朝5時、初体験の真っ最中だった。なんと、生後約7週目の子猫“みーこ”ちゃん（おそらくメス）に乳を吸われているのだ。“みーこ”ちゃんは、乳の周囲を両前足で踏みながら吸引。お腹が空いたのか、母猫にするように元気いっぱいにむさぼる。しかし、エディくんは、犬で、しかもオスである。……にもかかわらず、温厚な性格であるためか、されるがまま。状況や心情の複雑さから思考を停止したのか、虚ろな眼差しで遠くを見つめて身を委ねていた。体勢を変えても虚無顔とお腹を出した体勢はキープ。この乳吸いは乳首周りがべったり濡れるまで続いた。

種を超えて心を通わせる2匹の姿に、Twitterでは「命に種の違いなど関係無い…。素敵な光景」「ねこちゃん一生懸命ふみふみしてかわいい わんちゃんされるがまま感がかわいい」「優しくて心温まる動画をありがとうございます 猫ちゃん優しさに包まれてすくすく成長しますように」といった称賛の声が殺到。このほか、エディくんの表情についても「ワンちゃんの虚無感がなんとも…w」といったコメントが寄せられ、大きな反響となっている。

2匹の飼い主は、漫画家・山村東さんの実姉。「何やらちゅぱちゅぱ異音がするので目を覚ました」ところ、このような情景が繰り広げられていた。この後、ごはんを取りに行ったため、エディくんが起き上がり終了となったという。“みーこ”ちゃんが拾われてまだ2週間強だが、人間の子どもが好きなエディくんは、当初から熱烈に毛繕いするなど面倒をみている。そして、臆病な“みーこ”ちゃんも数日でエディくんを触りに行くようになり、夜も一緒のベッドで寝るようになったという。今では、しつこいくらいにじゃれつく“みーこ”ちゃんに、エディくん押されているそうだ。

なお、山村さんは、週刊モーニングで「猫奥」を連載中。8月23日に発売される第3巻は「これから表紙を描きます」とのこと。