阪神、DeNAに連敗し2位巨人と3.5差 またも打線沈黙、被弾の及川プロ初黒星

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2021年06月26日 17:50  ベースボールキング

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阪神・矢野監督 (C) Kyodo News
● 阪神 1 − 3 DeNA ○
<11回戦・甲子園>

 首位の阪神が5位と苦しむDeNAに連敗。完封負けを喫した前夜同様、この日も5安打1得点と打線が沈黙した。

 阪神は2回、8番・梅野の中前適時打で先制するも、3回以降はDeNA投手陣の前にわずか2安打。2点を追う8回は安打と敵失で一死一、三塁の好機を作ったが、1番・近本が二ゴロ併殺に倒れた。9回は2番から始まる好打順だったが見せ場なく3者凡退。16,306人が集まった本拠地からタメ息が漏れた。

 先発の伊藤将は5回まで無失点。6回は早めの継投が奏功しゼロを並べた。しかし1点リードの7回、イニングまたぎの馬場が先頭の8番・大和に中前打を許すと、矢野監督は3番手・及川にスイッチ。2年目左腕は送りバントで一死二塁とされたあと、1番・桑原に逆転2ランをバックスクリーンへ運ばれた。

 8回は4番手・齋藤が、遊撃・中野の失策から1点を失い3失点目。逆転被弾の及川はプロ初黒星を喫し、ヤクルトに勝利した2位・巨人に3.5ゲーム差に迫られた。

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