グループAでは、ボリビア代表が3連敗を喫して敗退が決まったことにより、最終節を前にしてすでにアルゼンチン代表、パラグアイ代表、チリ代表、ウルグアイ代表の4チームが決勝トーナメントに進出することが確定している。そんななか、最終節では首位のアルゼンチンと最下位のボリビア、2位のパラグアイと4位のウルグアイが対戦した。
ここまで2勝1分で首位に立つアルゼンチンは、6分にリオネル・メッシから浮き球のラストパスを受けたアレハンドロ・ゴメスがボレーを決めて、ボリビアを相手に幸先よく先制。さらに33分には、A・ゴメスの仕掛けから獲得したPKをメッシが落ち着いて制し、続く42分にもセルヒオ・アグエロのスルーパスに抜け出したメッシがループシュートを決めて、前半で3点ものリードを奪った。
後半に入っても攻め手を緩めないアルゼンチンは、1点を返された65分、交代出場したばかりのラウタロ・マルティネスが右足でネットを揺らしてチーム4得点目。これで勝負は決まり、最後まで主導権を渡さなかったアルゼンチンが快勝を収め、グループ3連勝で首位通過を決めた。
また、他会場で行われたウルグアイ対パラグアイの一戦は、前半にエディンソン・カバーニが沈めたPK弾が決勝点となり、1−0でウルグアイが勝利。これで4位だったウルグアイは、勝ち点でチリ、パラグアイを抜いて2位に浮上することとなった。
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■試合結果
アルゼンチン 4−1 ボリビア
パラグアイ 0−1 ウルグアイ
■順位表（グループA）
1位 アルゼンチン（勝ち点10）
2位 ウルグアイ（勝ち点7）
3位 パラグアイ（勝ち点6）
4位 チリ（勝ち点5）
5位 ボリビア（勝ち点0）
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