バーバリーが、最高経営責任者を務めるマルコ・ゴベッティ(Marco Gobbetti)氏が2021年末に同職を退任すると発表した。「イタリアに戻り家族と過ごすため」としており、今後はイタリアを拠点とするサルヴァトーレ フェラガモに移籍し、ジェネラルマネージャーと最高経営責任者を兼務する。
マルコ・ゴベッティはモスキーノの最高経営責任者を務めた後、13年にわたり在籍したLVMHグループではジバンシィやセリーヌのCEOとしてブランドビジネスを率いた。バーバリーでは約5年にわたり最高経営責任者を務めた。トータルでは20年近くイタリア国外で生活したことになるという。
ゴベッティ氏は「バーバリーが再び活性化し、力強い成長への道をしっかりと歩んでいる今、退任するのに適切な時期」と退任について説明。バーバリーのジェラルド・マーフィー(Gerald Murphy)会長は「彼のイタリアに戻りたいという気持ちを尊重する」とし、後任探しを進める。
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