西武、本拠地にスマートゴミ箱導入 国内球場では初、自動圧縮で大容量

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2021年06月30日 14:34  ベースボールキング

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メットライフドームに設置される「SmaGO」イメージ[画像提供=埼玉西武ライオンズ]
◆ 動力は太陽光、手を触れずにゴミ箱オープン

 西武は30日、IoT技術を活用したスマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」をメットライフドーム内のDAZNデッキに8台設置し、7月2日(金)より運用を開始することを発表した。

 「SmaGO」はゴミの蓄積状況をクラウド上でリアルタイムに把握することが可能で、ゴミが満杯になると自動で圧縮され、実際の容量の約5倍から6倍分のゴミを一度に捨てることができるとのこと。

 動力はすべて「SmaGO」の上部に設置しているソーラーパネルによる太陽光発電でまかなうため環境に優しく、ゴミを捨てる際には、足元に設置されたレバーを踏むとゴミ箱が開く仕組みになっており、ゴミ箱に触れずにゴミを捨てることができるという。

 西武は持続可能な社会を実現させるために2020年4月に「SAVE THE EARTH Lions GREEN UP!プロジェクト」を立ち上げており、これまでにも球場ゴミ箱の分別細分化、プラスチックストロー廃止、レジ袋の見直しなどの施策を実施してきた。

 スマートゴミ箱の導入については、このプロジェクトに賛同したロート製薬株式会社の協力のもと実現。アメリカで開発された「SmaGO」の設置は国内3例目で、ドームやスタジアム、アリーナなどのスポーツ施設に導入されたのはメットライフドームが国内第1号となった。

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