広島が完封リレーで巨人ストップ! あわやノーノーも野間が値千金V弾

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2021年06月30日 21:24  ベースボールキング

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ベースボールキング

広島・九里亜蓮
● 巨人 0 − 1 広島 ○
<13回戦・東京ドーム>

 広島が息詰まる投手戦を制し巨人の連勝を「8」でストップ。8回途中までノーヒットに抑えられる苦しい展開だったが、野間峻祥が値千金の決勝ソロを放ち、3投手による完封リレーで最少得点差を逃げ切った。

 打線は立ち上がりからゼロ行進だったが、先発の九里亜蓮が「先に点をやらない、その気持ちだけをもって投げていた」と力投。走者を背負ってからもゴロアウトを誘う粘り強い投球で、7回まで無失点投球で巨人打線を抑え込んだ。

 援護したい打線は相手先発・山口俊の前に7回までノーヒットに抑え込まれていたが、8回一死無走者の場面で7番・野間峻祥がカウント1−2からやや甘く入ってきた149キロを強振。今季1号ホームランとなる弾丸ライナーを右翼スタンドへ叩き込み、これが決勝弾となった。

 苦しい試合運びのなかで初めてリードを奪った広島は、8回裏に先発の九里が二死一・二塁のピンチを招いたものの、ワンポイントリリーフの2番手左腕・バードが3番・丸佳浩を右邪飛に打ち取りピンチ脱出。9回はルーキー守護神の栗林良吏が岡本和真と坂本勇人を連続三振に斬る圧巻の3人切り。九里が今季6勝目(5敗)、栗林が15セーブ目(0勝1敗)を手にした。

 決勝ホームランを放った野間について、佐々岡真司監督は「的が絞れずノーヒットの中で大きな一発だった。調子が良くて使ってましたけど、まさか一発というのは考えてもいなかった」と驚きも交えつつ称賛。

 野間にとっては2019年7月26日のヤクルト戦(神宮)以来、2シーズンぶりの一発が値千金の決勝弾となった。

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  • 広島は、最下位だけど、巨人には強い感じが。
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